日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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佐藤智著 「リヒャルト・シルマン伝」(パレード社発行、星雲社発売)

2009-11-18 23:13:26 | 本・映画・展覧会
 ユースホステルに泊まったことがある人ならリヒャルト・シルマンの名前くらいは知っているだろう。なに、知らない?それはユースを単なる安宿としてしか見なかった証拠ですね(笑)…まぁイマドキはそうだろうなぁ。私たちは、簡素な旅行により未知の世界をたずね、なぁんて誰も知らないよね今は。(YH運動の誓いのことば」です)

 ドイツに生まれ世界に広まったユースホステル運動、その創始者であるリヒャルト・シルマンの生い立ちから活動の創始、第一次大戦やナチスにもたらされた挫折とそこからの再起、そして実務面でシルマンを支えた(と言うより実質的に活動を広めた)ウィルヘルム・ミュンカーについて、本書は多少の創作を交えつつ語っている。

 今さらユース運動がどうこうって言うつもりはないし、日本のユース活動ってそもそもの精神から逸脱してる気もするし(これは利用者の我が儘に振り回された協会およびペアレントに猛省を促したい)特に知らなくても旅はできる。しかしユース運動は切り離し、1つの大いなる夢を達成せんがために粉骨砕身、東奔西走して成し遂げた人、それを陰日向で支え続けた友人の物語として読めば、旅人でない人にも読めるのではないか、そんな本である。お貸しいただいた「小千谷ふるさとの丘YH」のおかんに感謝。

 2009年11月14日 出張先の休憩所にて読了

 著者経営のユースホステルHP:
 http://homepage2.nifty.com/blue_berry/

 小千谷ふるさとの丘ユースホステルHP:
 http://www5d.biglobe.ne.jp/~OJIYA-YH/
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2009年11月14日 みちのく仕事旅(1)

2009-11-18 07:35:35 | 旅行・ハイク&ウォーク
 週の半ばから首都圏は急に寒くなり、金曜日は雨。そんな寒さのなか休日出勤で仙台だぜ、やんなるぜ、シュワルナゼ。

 早朝の新幹線で現地入り、10時開始でサクッと1時間足らずで仕事を終えて…お客様の確認用端末が引っ越して来ない…待機、待機、また待機、根が生えること5時間(泣)。その後たった5分で確認作業完了。しかし時すでに遅し。

 実は夕方、ジョイフルトレインに乗ろうと目論んでいたのであったが間に合わず。朝、出発を見送っただけに終わってしまった。来年ちゃんと乗りに来ないとダメか~。おとなしく山形に向かったのであった。あ、東京に帰らないのだからおとなしくない?ごもっとも(笑)。だって山形に新しくユースゲストハウスができたんだもん。と言ってもワシントンホテルの契約なんだけど。

 土曜の夜の繁華街、なんでこんなに人が居ないんだ!?開いてる居酒屋やレストランは結構あるのだけど、どこも人が入っていないため躊躇しちゃう。なんて淋しい街なんだ山形。入るべき店を求めて彷徨っているうちに気が滅入って来たのでハンバーガー&コーラで済ませ、部屋に帰って(ユース契約と言うだけでただのビジホです)ビール飲みながら有線テレビ「旅チャンネル」を見て気分を直して寝る。

 写真は、本日乗りそこなった快速「こがねふかひれ号」、車両はキハ59「こがね」。キハ58系と思って喜んだんだけど実はエンジン換装してるんですねぇこれ。なのでDMH17の音は聞かれない。

 山形七日町ワシントンホテルYGH
コメント (4)
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