2010年2月21日 【ジェミニ】Long and winding road

　昼過ぎまで部屋の中の片付け、モノ減らす算段。少しずつ床が見えてきたのが嬉しい。今日は「右から左」だけでなく捨てる物、も出した。まだまだ見切れるものは多い。「座って半畳、寝て一畳」にはほど遠いな～。

　午後、朋友が頼んでいた部材を持ってきてくれ、張替えレカロ装着に再挑戦！運転席側はすんなり、おぉ、かっちょえー！！(写真)。このカラーリングが30年前にメーカー純正で出荷されていたかと思うと、改めてその斬新さと市場に問うた決断力に敬服するのである。その後どうしてあんなになっちゃったんだろう…

　だが同じ寸法、同じパーツのはずの助手席側が何故か上手く付かない。鳩首会議…暗くなるまでかかってようやく装着、最後まで原因不明。結果的オーライで誤魔化しちゃうけど。取り付け方法の変更によりお尻が沈み込む感じだったポジションも改善され、外見だけでなく良くなった。

　まぁでも、お陰様でようやく、ですよ。構想から含めると3年、'78から「30歳」でやろうとしてたからね。実際にシートを譲って頂いてから9ヶ月？かけた時間に見合った仕上がりになりました。妖精師、シートを提供下さったyasunoさんに厚く御礼申し上げます。

　部屋に鎮座していたシートがなくなり、片付けに拍車をかけられるようになった。「春はシンプルに」を目指そう。

【映画】風が強く吹いている

　中学生のころ特に、1500m走が好きだった。確か４分台で走れていたのでまぁまぁ速い方だったかな？今は…15mくらいしか走れません(笑)。

　思い出その２。子どもの頃、毎年正月２日に父親が「年始あいさつ」に金沢八景の某お宅を訪問していた。家族揃ってお邪魔していたのだが、駅伝で通行規制がされていた。あれはどこだったのだろう？当時の自宅から金沢八景って駅伝コースと被る場所って無さそうな気がするのだけど…

　そんなことを思い出しながら「観ようかなぁ」と思っていた映画、機内で観たきっかけは実は、劇中に我が愛車ファーゴが登場していたからなのでした(爆)。前席の人が観ていて「おぉっ!あれ、どの映画だ？」

　基本的には青春スポ根ものなんだけど、登場するメンバーのキャラクターが面白い。主役の２人は影のある設定でまぁありきたりなんだけど、マンガヲタクにガリ勉クン、運動苦手そうな黒人留学生(←携帯電話CMに出てくる「お兄ちゃん」)…

　「こんなの出来すぎじゃん！」と思いはすれど、見ればいつしか、心の足は一緒になって動いているであろう。気付けば心の手は応援の小旗を握り締めているかも知れぬ。客席で風を感じられるか？やはり圧巻は実走シーン。大規模なロケをしたそうだが、「本番に潜り込んで撮影したの!?」と思えるほど。「かながわ」とひらがなでカウルに貼った白バイはお馴染の姿。キャストはみな絞り込んだ体つきだし、ランニングフォームは「本職」のコーチにより十分なもの(らしい)。もちろん素人目にはカンペキ。

　さいきん積極的にマラソンに参加している某氏の健康な姿と己の醜態とを比べれば、汗をかくことの効果は一目瞭然。強い意志は行動を通じ肉体に表現される。

　肉体についてもだが、やはりキャプテン(兼マネージャー兼実質的カントク)のリーダーシップについては唸らざるを得ない。キミ、人間でき過ぎだよ…それぞれの場面で彼のような言動ができるか、自分の身に当てはめてみれば良い。

　観終わってちょっと自己嫌悪…
　公式HP：http://www.kaze-movie.com/index_pc.html

　2010年2月14日　JL5便(JFK→NRT)機中にて鑑賞