2014年2月21日 【旅行】豪華寝台列車「ななつ星」の旅（１）

　今回は、何のひねりもなくストレートなタイトルにしました。その方が、読んで貰える確率が高いな…「ななつ星」と言ってもピンと来ない人も多いと思うし。

　昨秋JR九州がデビューさせた、日本一豪華な寝台列車「ななつ星」、北部九州を回る1泊2日コースと、南九州まで足を伸ばす3泊4日コースが交互に運行される。機関車も車両も1セットしかない。人間国宝の遺作、逸作、職人の精魂こめた品々などでしつらえられた車両、1編成の定員わずか28名！(30名とも言われている？)

　基本的にJR九州で販売しているのだが、JALPAKで買い取った運行があり、このツアーに半ば冗談で申し込んでいた所「キャンセルが出たので乗れますが、いかがなさいますか？」とキターッ！後で借金することになってでもこのチャンスは活かすべし、2名単位なので九州出身の母を連れてくことにした。

　ツアー初日の今日は福岡まで行っておしまい。JL305便(JA8979:777-200)で福岡へ飛び、夕方までの自由時間に大宰府往復。ちょうど梅の時期、有名な飛梅を始め満開。母親は初めて梅が枝餅を食べて大満足(笑)。私はずっと、さだまさしを口ずさんでおりました♪

　ホテルは市街地から離れた百道(ももち)地区、博多駅から都市高速経由のバスで向かい(あれ？系統番号かわったのね)チェックインしてみればエグゼクティブフロア。もちろんそういう費用(--;)。さすがに眺めは良く(写真)、ラウンジも使えてちょっとホテルライフを愉しむ感じ。ホテル内レストランでの夕食もセットで、寿司割烹をチョイスしたけど美味しくかつ満腹になった。

　ヒルトン福岡シーホーク泊

【本】近藤堯寛著 「弘法大師を歩く」(宝島社新書)

　高野山の現役の僧が書いた、お大師様の生涯と教えに関する平易な入門書。

　小難しい話はなく、それでいて歴史的な流れや時の権力者、他の宗派との関わりなど広範に触れられており読み易い。また、著者自身が四国霊場を歩いた時のエピソードやちょっとした行(ぎょう)の内容についても書かれており飽きることなく読める。

　おりしも「四国八十八ヶ所霊場開創1200年」の本年、本を読むだけでなく何らかの形で四国霊場に関わりたいものだ。

　2014年2月18日　通勤電車にて読了