ブラジル本も4冊目、やはり大国だし日本との関係も深い国だし色々な本が出ている。
本書は近年のブラジル経済の発展やルセフ現政権の生い立ちや施策についてページが割かれており、「ブラジルの今」の予備知識を得るのに好適だった。何となく決めた読書順だったが、結果的に良い順序で読めたのではないかと思う。
未開の地から資源国へ、そして産業国へ。過去の先進国に倣えば次はサービス国になるのかもしれないが、現在のブラジルはまだその域に達していないように見受けられる。それどころか産業国である部分が衰退してしまう懸念すらあると言う。公表数値より経済実感が悪いというか、砂上の楼閣・薄氷の好調と書くべきか。本当のところが簡単に判る訳もないが、大いなる興味を持って旅立てそうだ。
2015年4月10日 通勤電車にて読了
本書は近年のブラジル経済の発展やルセフ現政権の生い立ちや施策についてページが割かれており、「ブラジルの今」の予備知識を得るのに好適だった。何となく決めた読書順だったが、結果的に良い順序で読めたのではないかと思う。
未開の地から資源国へ、そして産業国へ。過去の先進国に倣えば次はサービス国になるのかもしれないが、現在のブラジルはまだその域に達していないように見受けられる。それどころか産業国である部分が衰退してしまう懸念すらあると言う。公表数値より経済実感が悪いというか、砂上の楼閣・薄氷の好調と書くべきか。本当のところが簡単に判る訳もないが、大いなる興味を持って旅立てそうだ。
2015年4月10日 通勤電車にて読了