日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】パパ大津留著 「八丈島より愛を込めて」(エイ出版)

2015-05-18 19:11:58 | 本・映画・展覧会
 伊豆七島、近いのに大島と神津島しか行った事がない。昨年貨客船も新造されたことだし今年こそ、八丈島へ行こうと思っている。なので、島に関する本をぼちぼち漁り始めた。本以外に面白いのがコミック「流されて八丈島」(たかまつやよい著)だがそれはさておき。

 ほかの離島同様、八丈島には移住者も少なくないようで、そんな中でも島の有名人らしいのが元ミュージシャンのパパ大津留さん。本名は工藤克明さんらしいが、ジャズの世界で長いことプレイしていたが釣り好きが嵩じて八丈島に移住し現在に至る。ペンションを経営すると同時に釣り雑誌のライターとして活躍されているそうで、本書は雑誌に連載されたエッセイのまとめ。

 前半は音楽に関する話が多い。古今東西の名曲名盤の話や、ミュージシャン時代の思い出話など。ジャズには詳しくないが出てくる日本人プレーヤーには知った名前もある。原宿クロコダイルや関内7thアベニューなど知った店もある。後半は魚名をキーに釣りや旅の思い出話が多い。知った魚名、初めての魚名、日本は魚の宝庫だ。

 八丈島での釣りに関する話はあるが、島の風俗や産物に関する話はない。元が釣り雑誌のエッセイなので仕方ない。だがダイナミックな釣りを楽しめる、大海原に浮かぶ島の印象は伝わってきた。

 2015年5月14日 自宅にて読了

追記
 ご本人のブログを読んだら昨年あたりから「プロの釣り師」としての活動は控えめにしてまたジャズ、それもボーカルの活動を始められたようです。
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2015年5月3日 【旅行】みなみ南米ほぼ制覇の旅(5)

2015-05-18 06:43:07 | 旅行・ハイク&ウォーク
 5時に起きてホテルをチェクアウト、5時40分の始発空港バスで早めに空港へ。ヘプブリカ広場に近く少々うるさく夜はちょっと周囲が怖そうな場所ではあったが、ロケーション的には最高のホテルだった。8時の定刻より10分近く早くTAM航空JJ8136便(PR-MBH:A320)でパラグアイの首都アスンシオンへ。ウルグアイと混同するのは遠く離れた日本人だけではないようで、チェックインの係員が同僚に「アスンシオンってウルグアイだっけ、パラグアイだっけ?」と聞いていた。隣の国でしょうが(笑)。

 45分ほどで到着してみると雨。路線バスで市内に出るのを諦めタクシーに乗る。空港周辺は見事な田舎。そこからせいぜい20分程度の市街も高いビルは少なく、おまけに人がいない。道路は至る所ボコボコで赤土が流れ出しているところも少なくない。バンコクからカンボジアの田舎に来たくらいの落差と言ったら解るかな?ホテルにはすんなりチェックインできた。

 昼食に、ホテルから遠くない範囲でお勧めの庶民的レストランを聞いたら結局はガイドブックに載っている店だったがまぁ良い、南米らしく牛肉にしようか。食後傘を差して市内散策、とにかく人がいない。車の往来も多くはなく町が死んでるように感じる。唯一、スーパーマーケットと上階フードコートに活気があった(写真)。ここで昼食にすれば良かったなぁ。会社のお土産のビスケットを購入、またワケわからん国名の解説をするのは面倒だから「南米のブラジルのほう」で済ませちゃおうか、でもそれではパラグアイに失礼だよね。

 アスンシオンの旧市街はパラグアイ川に向けた斜面になっており歩くのは結構骨だ。雨だし朝が早かったので疲れて昼寝、起きたらまた真っ暗だった。長距離移動と時差ボケが抜けませんな…ところでこの国はスペイン語圏のはずだが、ブラジル語で話されることも多いのはブラジル日系人だと思われているからなのだろうか。

 Hotel Las Margaritas泊



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