日々のつれづれ(5代目)

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2015年7月25日 【旅行】「週末パス」でゆく飯山線「おいこっと」

2015-08-11 20:22:39 | 旅行・ハイク&ウォーク
 続々と増殖するジョイフルトレイン、最近のトレンドはずばり「短」な気がします。短編成、短時間、短距離。短命でないことを願います。

 千曲川(信濃川)沿いに走る飯山線にもそんな列車が走り始めました。それも「国鉄車」キハ40系でなくキハ110系が種車です。しかし、ただでさえ定員の少ないジョイフルトレインを1両で走らせて採算取れるのでしょうか?例によって指定席争奪戦が厳しかったのですが辛うじて確保でき乗ってきました。愛称は「おいこっと」です。

 十日町→長野便を取ったので上越線経由で向かいます。「SLみなかみ」から普通電車で上越国境越えを予定していましたが所用で出発を昼前にせざるを得ず、高崎まで普通列車(グリーン車)、そこから新幹線で越後湯沢へ「ワープ」。最後に外見はローカル電車、走り出すとカッ飛びの「ほくほく線」で十日町へ、そして盛り上がりも見送りもないまま「おいこっと」発車。十日町は過去にも数回訪れており、今日は素通りでも構いませんが小嶋屋の「へぎそば」は食べたかったなぁ…。

 元は秋田新幹線開業前に北上線を走っていた車両の再改造。民芸風の車内、ただし畳敷きではなく座席式。乗ってみると終点までもう1両はガラガラ、旅行会社販売での旅行商品販売が不調だったのでしょうか?ワゴン車によるささやかな車内販売があるのはマル。夏の農村、緑の山々の景色を眺めつつ頂くビールは格別ですが、車内では沿線の案内ビデオが流れ、時おり訛りある沿線案内がICレコーダーで流れる程度、座席を「みどりの窓口」で買える列車なので多くを望んではいけませんが、ちょっと寂しく感じました。大抵のジョイフルトレインは地元のグループと協力して楽器演奏や民話語り部などあると思うのですが…少々物足りない思いで定刻到着の長野で下車です。ハードは良いですがソフトは開発の余地ありです。農村レンストランなどとセットになった商品がありますので、乗るのであればそちらがお勧めです。

 長野で何か食べようと思っていたのですが物足りなさに憮然と歩いているうちに新幹線改札に入ってしまい、仕方なくすぐに入ってきた東京行きに乗りました。以前なら始発なので自由席も確実に座れましたが今はどうでしょう?幸い座れ、無事に帰宅しました。ところで「週末パス」なのに日帰り?後編へ続きます。

コメント
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