日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【映画】ずっと前から好きでした~告白実行委員会~

2016-05-13 20:51:37 | 本・映画・展覧会
 初老のオッサンが映画館でアニメをハシゴする、時代は変わりました(笑)。

 ぜんぜん作品の予備知識はなかったのだけど、何かの折に前売券を買ってしまった。TVシリーズは無かったし、突発的に映画化されたような?そして劇中のバンド名としても登場する「HoneyWorks」って何者?「P.A.WORKS」なら知ってるけど…まぁこれくらいの方がオッサンの反応としては正しいかも(笑)。

 幼馴染と近すぎて、好きなんだけど言えないJK(←イマ風に書いてみた・笑)を中心とした青春群像劇。全員がハッピーエンドにならないのは良いね。人生、残酷なこともある。一方で「え、それでOK?」みたいに安直にカップル成立もある。ともかくオマイラ、恋愛だけじゃなく勉強もしろ!…それって男子校に行って全くサエない高校生活を送った人間のヒガミですか?うーん、やっぱり塾の先生のお勧めに従って県立高を受けるべきだったか(遠い目)。あ、そう言えば3系統って廃止~区間変更のうえ他社移管されたって知ってました?>誰とわなく。

 画も音楽も、直前に観た「響け!ユーフォニアム」が凄すぎて気の毒だっただけど、若い世代には本作の方がストレートに響くかもしれないな、そんな風に思った。ところで本作、CVはなかなか人気の声優が演じており劇中歌も声優ユニットが唄っていたりで興味深いです。

 2016年4月25日 川崎・チネチッタにて
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【映画】先生と迷い猫

2016-05-13 06:02:06 | 本・映画・展覧会
 書き忘れた映画があったのを発見し、今さらですが上げます。

 国際線の飛行機に乗って公開時に行き損ねたプログラムをみつけ、ヤッターと思って観ることがある。一方、もう熱が醒めてしまい観ないこともある。不思議なものだ。本作はその前者。

 イッセー尾形ふんする真面目で融通が効かず面白味がなく周囲からも疎んじられている主人公の元校長先生は猫嫌い。だが亡くなった奥方は大の猫好きで、通ってくる野良猫を可愛がっていた。奥方を思い出してしまうためその猫を邪険に追い払う主人公だったが、その猫がある日からパッタリ姿を見せなくなるとかえって気になり逆に探すようになり、その過程で町のさまざまな人と触れ合ってゆく…

 偏屈な男が猫を通じ、少しずつ変わってゆく過程を描くことで表現されたかったことは何か。動物愛護か、亡き妻への深い愛情か、寂しい男の姿か。いろいろ受け取れる。めでたしめでたし、でなくいかようにも解釈できそうな、話を途中で打ち切られたような終わり方はスッキリしないがそれがテーマの大きさ深さを表しているものなのだろうと解釈した。

 おかしみやペーソスを表現できる、この役が務まるのはイッセー尾形のほか誰がいるだろう?

 2016年3月18日 JL95便(東京→ソウル)
 2016年3月20日 JL94便(ソウル→東京)
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