【映画】グッドモーニングショー

　幕張メッセでの見学が予定より早く終わったので、オフィスを定時退勤したのでは間に合わない上映会に滑り込むことができました。鑑賞スタンプカード満願でタダ見♪

　朝のワイドショーのメインキャスターは報道番組を降ろされた転向組、同僚女子アナからの熱愛アプローチもあって家庭はギクシャク。そんな彼を連れて来いと要求する犯人によるカフェ立てこもり事件勃発！TV局内は彼を擁するワイドショー担当部と報道部との綱引き。犯人の狙いは？彼はどう対処するのか？番組制作の主導権争いはどうなる？

　コミカルな演技、ドタバタな展開に笑っちゃうけど、内容は笑えないテーマでいっぱいでした。テレビの存在意義とは？に留まらず仕事の価値(貴賎)とは？ブラック企業どうなのよ？報道の倫理は？等々。「疲れている時にぼんやり見ていて癒される」「色々な情報を得られる」「時計がわり」とファンも多いワイドショー、自分は好きじゃない。まぁひな壇に芸人並べて喋らせるバラエティよりはマシだと思いますけど。

　優等生っぽい中井貴一だからこそ生きるコミカルな演技、個人的には「釣りバカ浜ちゃん」より「au金太郎」のイメージが強い濱田岳のキレて歪んで悲壮な犯人役、キャスターの良き理解者である副部長・時任三郎。みな存在感あって良かった。そして現場の人に言わせれば「こんなんじゃない！」って言うんだろうけど、テレビ番組制作の現場っていつもああやってバタバタして怒鳴りあってせめぎ合ってるんだろうな、生放送では。

　「視聴率を取ったものが勝ち」と言うテレビ局内の論理は「報道の倫理」を上回ってしまう。「視聴者が求めるから」という理屈は「お客様が求めるから」過剰労働を強制する姿勢にもつながる。「例え求められるものではあっても、越えてはならない一線がある」と言う優等生発言は受け容れられないのが大多数の企業における状況ではないのか。我々は被害者であると同時に加害者でもある認識を持たなければならないと思います。

　2016年10月27日　川崎・チネチッタ

2016年10月27日 【仕事】こっちの方が落ち着く？

くろがね堅パン(北九州名物)
プリッツ
うまい棒
韓国海苔
ミネラルウォーター
バリ勝男(焼津名物)
柿の種
キャラメル

自撮り棒
ラップフィルム
ウェットティッシュ

　これ、何だと思いますか？幕張メッセの展示会の各ブースで配られていたもので、ボールペンや付箋紙、メモ用紙などの事務用品を除いた品々。すべて貰ったわけじゃありません、見かけるたびにメモメモ、何を見学に来たのか(笑)

　最近は東京ビッグサイトに行くことが殆どだけど、たまにメッセに来ると通い慣れた感があって落ち着きますね。海浜幕張の駅ナカは随分と綺麗になったけど、メッセの中は変わらない。

　今の職場でどういう製品・サービスが「使える」か、考えたけど親会社との関係とかメインカスタマーの動向とか考えるとコレダスクランブラー(知ってます？)ってアイディアは浮かばず。具体的なニーズがないところで漠然と新製品を発掘するのって難しいものだとつくづく思いました。自分自身の技術的好奇心も落ちているのかもしれません。

　駅まで戻ってさらに東京駅で長い連絡通路を歩くのが面倒で、帰りは東京駅八重洲口ゆき直行バスに乗りました。IC乗車券利用で760円(現金だと820円！ナンなのこの差額)、高速を走るため着席保証だから乗らないテはありません。ちょっと渋滞してたけど40分ほどで着いたので、トータル時間では京葉線と大差ないんじゃないでしょうか。車両は京成バスの現行エアロクイーンで、後続便に積み残しまで出る盛況でした。