ブラック企業に勤め心身ともボロボロになり、すんでのところで駅のホームから転落もしくは身投げしそうだった主人公は「ヤマモト」と名乗る元同級生に救われた。だが元同級生と言うのはウソだった。「ヤマモト」の正体と、その後の主人公の生活は…?
電通の新入社員自殺事件で「ブラック企業」への批判が盛り上がってる昨今。ちょっと前にはワタミでもあったよね。それでも減らないブラック企業。ウチの会社だってあまり胸を張れた状況ではない。もちろん対策はしてるんだよ?でも抜け道がある。電通だって強制消灯とかやってるけど、結局社員は本社以外の場所でリモートアクセスしてパソコン使ってる。そういう抜け道を防ぐのってその気になれば簡単。「リモートアクセスできないようにする」「社外で(個人PCで作られた)ファイルからデータを取り込めないようにする」少なくともこの2つを徹底すればパソコンでの事務作業はできなくなる。こんな簡単で誰もが思いつく対策が為されていないこと自体、会社が本気で対策しようとしてないって証左だ。
さて本書、内容はめちゃヘヴィなんだけどサクサク読める。逆にそんな軽~く書いちゃったら読者が真剣に受け止めないんじゃと心配になるほど。最初に書いた「ヤマモト」の正体と、その後の主人公の生活については少し伏線があり、容易に推察できその通りの結果だった。推理小説ではないけどもう少し捻っても良かったかも。ハッピーエンドなのは良いですね。ブラック企業でバッドエンドではね。
きっと本書を読んで救われる人が居る。でも本当に緊急に救わなければならない切羽詰った状況に居る人は、もはや本書を読む時間も気力もないはず。だから、本書を読んだ人はそういう人に手を差し伸べて。どう差し伸べれば良いか、本書を読めばヒントはある。本書には心療内科的要素が含まれている。会社に潰される人生なんて真っ平御免、誰もがそう思えますように。
2016年11月9日 通勤電車にて読了
電通の新入社員自殺事件で「ブラック企業」への批判が盛り上がってる昨今。ちょっと前にはワタミでもあったよね。それでも減らないブラック企業。ウチの会社だってあまり胸を張れた状況ではない。もちろん対策はしてるんだよ?でも抜け道がある。電通だって強制消灯とかやってるけど、結局社員は本社以外の場所でリモートアクセスしてパソコン使ってる。そういう抜け道を防ぐのってその気になれば簡単。「リモートアクセスできないようにする」「社外で(個人PCで作られた)ファイルからデータを取り込めないようにする」少なくともこの2つを徹底すればパソコンでの事務作業はできなくなる。こんな簡単で誰もが思いつく対策が為されていないこと自体、会社が本気で対策しようとしてないって証左だ。
さて本書、内容はめちゃヘヴィなんだけどサクサク読める。逆にそんな軽~く書いちゃったら読者が真剣に受け止めないんじゃと心配になるほど。最初に書いた「ヤマモト」の正体と、その後の主人公の生活については少し伏線があり、容易に推察できその通りの結果だった。推理小説ではないけどもう少し捻っても良かったかも。ハッピーエンドなのは良いですね。ブラック企業でバッドエンドではね。
きっと本書を読んで救われる人が居る。でも本当に緊急に救わなければならない切羽詰った状況に居る人は、もはや本書を読む時間も気力もないはず。だから、本書を読んだ人はそういう人に手を差し伸べて。どう差し伸べれば良いか、本書を読めばヒントはある。本書には心療内科的要素が含まれている。会社に潰される人生なんて真っ平御免、誰もがそう思えますように。
2016年11月9日 通勤電車にて読了