映画館のスタンプが貯まり1回分観られることになったので、小型飛行機が登場するんで面白そうな(そこかよ!)トム・クルーズ主演作を観た。
本作は'70~'80年代の実話に基づくストーリー。天才的な操縦センスを持ち最年少でTWA(Trans World Airlines、倒産)パイロットになった主人公バリーがその腕を見込んだCIAにスカウトされ、中南米の怪しい連中と麻薬密輸や武器輸出に手を染め、報酬で大金持ちになっていった最後までを辿る。
最も気になった小型飛行機、「主演」はパイパーPA-60エアロスター、双発機。ピストンエンジンらしい始動音、失速警報音などはリアルだったが飛行シーンはツッコミどころ満載。楽しいぞ(笑)。なおメインとなる「N164HH」は本作の撮影中に墜落事故を起こし、3名の死傷者を出した。合掌。他にも何機か出てくる。沿岸警備隊の飛行機とか麻薬取締機関のとかも。双発機は詳しくないのでパッと見て機種を判別できないのが悔しい。
トムは「ミッション・インポッシブル」シリーズのような派手な立ち回りはない。面白いのは、ヤバい仕事をして大金を掴んでも生活が堕落することなく、ひたすら飛んで運び続け良きパパであろうとする。退廃感も虚無感も感じさせない、かといって見るからに好人物とまではゆかない。本当に淡々と仕事をしている雰囲気にこの役者らしからぬ味を感じた。
それにしても利用するだけしたらお役御免、ポイ!の国家権力よ。劇中に挿入される歴代アメリカ大統領の声明発表シーンが、リアリティと醜さを強調していた。他の国を手玉に取ろうとする連中の汚さに比べたら「もり・かけ」なんで国内そば談義(笑)してる日本はヒヨッコだね。写真は、映画とは関係ないんだけど今晩のチネチッタ。
2017年10月24日 川崎・チネチッタにて
本作は'70~'80年代の実話に基づくストーリー。天才的な操縦センスを持ち最年少でTWA(Trans World Airlines、倒産)パイロットになった主人公バリーがその腕を見込んだCIAにスカウトされ、中南米の怪しい連中と麻薬密輸や武器輸出に手を染め、報酬で大金持ちになっていった最後までを辿る。
最も気になった小型飛行機、「主演」はパイパーPA-60エアロスター、双発機。ピストンエンジンらしい始動音、失速警報音などはリアルだったが飛行シーンはツッコミどころ満載。楽しいぞ(笑)。なおメインとなる「N164HH」は本作の撮影中に墜落事故を起こし、3名の死傷者を出した。合掌。他にも何機か出てくる。沿岸警備隊の飛行機とか麻薬取締機関のとかも。双発機は詳しくないのでパッと見て機種を判別できないのが悔しい。
トムは「ミッション・インポッシブル」シリーズのような派手な立ち回りはない。面白いのは、ヤバい仕事をして大金を掴んでも生活が堕落することなく、ひたすら飛んで運び続け良きパパであろうとする。退廃感も虚無感も感じさせない、かといって見るからに好人物とまではゆかない。本当に淡々と仕事をしている雰囲気にこの役者らしからぬ味を感じた。
それにしても利用するだけしたらお役御免、ポイ!の国家権力よ。劇中に挿入される歴代アメリカ大統領の声明発表シーンが、リアリティと醜さを強調していた。他の国を手玉に取ろうとする連中の汚さに比べたら「もり・かけ」なんで国内そば談義(笑)してる日本はヒヨッコだね。写真は、映画とは関係ないんだけど今晩のチネチッタ。
2017年10月24日 川崎・チネチッタにて