日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】角幡唯介著 「探検家の日々本本」(幻冬舎文庫)

2017-11-24 20:43:00 | 本・映画・展覧会
 図書館の予約が回ってきたためなのだが、カクハタ氏が連続してしまった。まぁ良いか。

 「探検家の憂鬱」の感想でも書いたが、新聞記者の経歴を持つせいか、この人の文章は冗長な修飾がなく、妙に回りくどい言い方もないためとても読み易い。もちろん内容が伴っていなければならないのだが、著者なりの判断基準や思考過程が書かれていることが多く、理解もしやすい。

 本書は読書家でもある著者の書評まとめ、本書を読んで自分も読んでみたいと思った本は少なくない。残念なことに自分が既に読んだ本は少なく、自分の読書経験の浅さを思い知らされた。できれば単行本でなく文庫や新書で刊行されているものに限って同じ趣旨で一冊書いて貰えると大変うれしいのだけれど。

 2017年10月26日 通勤電車にて読了
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2017年11月2~6日 【旅行】韓国の鉄道のりつぶし(2)

2017-11-24 06:58:04 | 旅行・ハイク&ウォーク
 11月4日、実質2日目。朝6時半過ぎのバスで約2時間半、西海岸にある木浦(モッポ)へ移動しました。NHK第二の気象通報で聞き覚えがある街です。今日も快晴ですが、同じ海沿いでも西向きに開けた木浦は風が吹いて寒く、持参の服装でぎりぎりセーフの気温13度くらいでした。

 まだ9時、夕方までたっぷり時間があるので、まずは海辺の公園まで2,3km歩いてゆき、そこで見つけた遊覧船に乗船。1時間40分ほどで海から木浦港や魚市場、旧市街の様子が見てとれ、豪快に架かる大橋まで行ってUターン。街並み見学は満足したので、海沿いに歩いて海事博物館と自然史博物館を見学。路線バスで木浦駅に出ました。

 KORAILパス3日券の2日目は夕方に半島最西端の駅・木浦からスタート。木浦から湖南線の未乗区間を北上し光州松汀(クァンジュソンジョン)まで乗車します。光州松汀は、高速鉄道(KTX)新線の停車駅となり近年賑わうようになった駅です。おかげで、従来の光州(クァンジュ)駅は行き止まりの支線扱いで寂れてしまいました。日本で言うと光州松汀が横浜駅、光州が桜木町駅と言うと判り易いかもしれません。

 光州には1路線だけ地下鉄が走っており、薄暗くなってきた中を乗りました。末端の一駅区間のみ1時間に1本程度、鶴見線よりひどい!?とりあえず一駅手前まで行き、バスで先回りして乗り込もうとしましたが、バスを降りても駅入口の気配はありません。こんなこともあろうかと手前の駅で路線図の写真を撮っておいたので、道行く人に駅名の写真を見せて教えて貰いました。韓国語まったくダメなのにグッジョブ俺。

 しかし教えられた道を行くと川を渡り道は暗く細くなり、とても駅があるようには…。すると点々と輝く照明灯が見え、たぶん車庫があってその脇が駅なのだろうと閃きました。正解!ホーム1面1線、横は検車庫。暗い中よくぞたどり着きました。一気に反対側の終点まで乗り通して完乗。片道40数分の地下鉄に乗るのに2時間半を要してしまいました。今日のハイライトでした。(笑)

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