日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】西村健太郎著 「週末鉄道紀行」(アルファポリス文庫)

2017-11-20 19:28:23 | 本・映画・展覧会
 著者は某鉄道ミステリー作家と一文字違い(笑)、こちらはとことんリアルなオハ無し、もといお話。

 基本的には乗りテツな著者だが、旅に出られない時は家財処分の刑を免れた秘匿の時刻表を引っ張り出し、ひたすら眺めては空想に耽る。乗りテツの紀行文も、時刻表のページを丹念に追う様子をつらつらと記したパートも、どちらも「そうそう」と共感でき他人事ではなく思える。みんな同じコトしてるのね(笑)。

 飛行機にヒョイヒョイ乗ったり夜行バスや新幹線で時間を節約する自分とは異なり「鉄路ひとすじ」のスタイルには賛同しないが、きっと著者のスタイルの方が多くの鉄道ファンの姿なのだろうと思う。

 2017年10月31日 通勤電車にて読了
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(Live)吉田純トリオ

2017-11-20 06:26:04 | 音楽、ギター、カラオケ
吉田純(p)、牛山健太郎(b)、亀川ともき(ds)

 四谷「ソケースロック」で開催された「拓郎・陽水ナイト」イベントのバックバンドでドラムを勤めた亀川さんの「本業」はジャズで、横浜で演奏すると言うので先日のお礼を兼ねて訪ねることにした。トリオだから行く気になったのかも。縁とは不思議なものでございます。とは言ってもジャズの曲なんて殆ど知らないんですけど。

 野毛のお店へ行くとほぼ満席、女性客が多いのは誰か目当てなのかな。広めのステージ、ピアノ(ヤマハ)にウッドベース、ドラム(Gretsch)と並ぶ。亀川さんに挨拶。プレイヤー3人とも黒系の衣装、さすがジャズ屋さんですな。

 ピアノトリオと言うことで、古今のカヴァー曲が奏でられる。もう少しウッドベースの音を聴きたい。ちょっと弱い。ドラムは時おりポップスっぽい叩き方が入るのが興味深い。でも大半は「何でそこでそれ?」みたいな(笑)、ほんとジャズドラムって解らない。

 演奏自体はシックで悪くないと思ったが、今宵は客が悪かった。ステージ前に陣取った中年?女性陣、アマチュアミュージシャンなのか知識もありそうだったがMCで茶々を入れすぎ。また吉田さんが真面目なのか一々受け答えしてしまう。それに一曲毎に喋る必要はないと思うな。自分の後ろに座った店の常連らしい男性、連れに延々喋りっぱなし。そんな訳で音を聴くことに集中できず、1stセットが終わった時点で退出してしまった。演奏以外で評価が下がるのは、ミュージシャンとしても不本意じゃないかな。客あしらいも実力のうちだろう。

 2017年10月30日 横浜野毛・Dolphyにて
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