先に読んだ「二度はゆけぬ町の地図」同様、作家の誰かのお勧め図書にあったので読んだが本作も嫌悪感が残るばかりだった。
読むと顔をしかめてしまうような内容を率直に書く(しかもそれが作家自身のことと言ってよい)ことが「表現にタブーはない」と評価されてるのだろうか。ロクでもない生活で他人にも迷惑をかけているのに、ある一点(私淑する作家の作品集を自費出版仕様としている)だけは真剣に取り組む姿勢が「クズ」と呼ばれずに踏みとどまっていると思われるのか。
著者に限らず、作家に限らず、私生活どころか人格まで破綻しているとされながらも作品を評価されたアーティストは少なくない。だが著者の作品が、それに値するとは自分にはどうしても思えない。思えない自分は狭量で視野が狭いということなのだろうか。
2018年11月24日 道内移動中の列車にて読了
読むと顔をしかめてしまうような内容を率直に書く(しかもそれが作家自身のことと言ってよい)ことが「表現にタブーはない」と評価されてるのだろうか。ロクでもない生活で他人にも迷惑をかけているのに、ある一点(私淑する作家の作品集を自費出版仕様としている)だけは真剣に取り組む姿勢が「クズ」と呼ばれずに踏みとどまっていると思われるのか。
著者に限らず、作家に限らず、私生活どころか人格まで破綻しているとされながらも作品を評価されたアーティストは少なくない。だが著者の作品が、それに値するとは自分にはどうしても思えない。思えない自分は狭量で視野が狭いということなのだろうか。
2018年11月24日 道内移動中の列車にて読了