地球の海洋面積のうち、約50%が太平洋なのだという(本書)。アメリカやハワイ、オーストラリアなどへ渡るとき飛び越えてゆくエリア以外にも広大な海が広がっており、自分が未訪問の国も多い。そんな興味から本書を借りた。
本書にはそのそも太平洋がいつ(主に欧州の)人々によって認識されたかに始まり、あまたの探検家による調査から列強による侵略・植民地化、そして世界大戦の戦場さらには核実験場へと至る近世以降の経緯が纏められており、大きな流れを掴むことができた。動力船を持たなかった時代の人々の航海を妨げ、また助けた海流についても触れてある。
太平洋は南北アメリカやアフリカ以上に侵略の受難を受けた国々なのかもしれない、そんな印象を持った。
2018年12月3日 通勤電車にて読了
本書にはそのそも太平洋がいつ(主に欧州の)人々によって認識されたかに始まり、あまたの探検家による調査から列強による侵略・植民地化、そして世界大戦の戦場さらには核実験場へと至る近世以降の経緯が纏められており、大きな流れを掴むことができた。動力船を持たなかった時代の人々の航海を妨げ、また助けた海流についても触れてある。
太平洋は南北アメリカやアフリカ以上に侵略の受難を受けた国々なのかもしれない、そんな印象を持った。
2018年12月3日 通勤電車にて読了