ことし北海道新幹線の一番列車に乗りに行った際、第三セクター化された「道南いさりび鉄道」で変わった色の車両を見た。自分の乗ったローカル列車は違ったが、どうやらその車両が本書の「ながまれ号」に使われる車両だったようだ。
この列車、本書を読むと世の中あまたの観光列車とはかなり様相が異なる。まず、車両がボロい(^^;)。さらに、運転距離が短い。そして、沿線に著名な観光地がない。少し前に読んだ新潟の「雪月花」と対照的と言っても良い。そんな列車を走らせて何が出来るのか?成功するのか?しかし驚くべきことに、この列車を利用したツアーが業界団体で受賞しているのだ。
http://www.tetsutabi-award.net/2016/index.html
https://www.shr-isaribi.jp/info/4022/
本書を読むと、列車運行の経緯と苦労が解るのは「雪月花」と同じ。あちらの車両はゼロから生み出す苦しみ、こちらは既存のものを制約の範囲内で活用する苦しみ。いずれにしろご苦労なことだ。読んだだけでは解らない、楽しくない。やはり乗りに行かなければと思うのである。
2018年12月10日 自宅にて読了
この列車、本書を読むと世の中あまたの観光列車とはかなり様相が異なる。まず、車両がボロい(^^;)。さらに、運転距離が短い。そして、沿線に著名な観光地がない。少し前に読んだ新潟の「雪月花」と対照的と言っても良い。そんな列車を走らせて何が出来るのか?成功するのか?しかし驚くべきことに、この列車を利用したツアーが業界団体で受賞しているのだ。
http://www.tetsutabi-award.net/2016/index.html
https://www.shr-isaribi.jp/info/4022/
本書を読むと、列車運行の経緯と苦労が解るのは「雪月花」と同じ。あちらの車両はゼロから生み出す苦しみ、こちらは既存のものを制約の範囲内で活用する苦しみ。いずれにしろご苦労なことだ。読んだだけでは解らない、楽しくない。やはり乗りに行かなければと思うのである。
2018年12月10日 自宅にて読了