ほぼ通勤時間だけしか使っていない割には本を読んでいる気がするが、こういう人に比べたらお話にならないほどヌルい。それに読んでも殆ど覚えてないし(汗)
本書は速読術など読書にあたっての具体的なテクニックを解説したものではない。ただし、どう選ぶか、どう読むかについては書いてある。ノウハウ本のようであるがもっと大局的な「心構え」みたいな部分が強く響く。中学をドロップアウトし高校へは行かず(代りに大検(当時)で資格を取っている)、けっこう著名なITベンチャーで活躍し…と通り一遍ではない人生を送ってきた著者の意見に共感する部分、実践できている部分が多い(総てではない)のは自分にもその気があると言うことか。いわく、
「本は最良の話し相手」
「本を読む時間もないほど働いてはいけない」
「作者に惚れこむのは3年まで」
「地味なタイトルに名著が多い」
「アマゾンの評価を真に受けるな」
「インデクスを頭に入れよう」
「読んだ本は記録しよう」
等々。どうです?
…でも、著者が書いていて正反対にしていること。それは本を買っていないこと。厳密には少し買っている。だが新刊でなく古本だ。しかも手許に残さない。買うのは通勤電車で読み易い新書か文庫で、図書館の蔵書にないから買う。手許に残さないのは蔵書を補完して貰いたく図書館に寄贈してしまうから。著者のように本を血とし肉と為すには程遠い。
2019年1月18日 通勤電車にて読了
本書は速読術など読書にあたっての具体的なテクニックを解説したものではない。ただし、どう選ぶか、どう読むかについては書いてある。ノウハウ本のようであるがもっと大局的な「心構え」みたいな部分が強く響く。中学をドロップアウトし高校へは行かず(代りに大検(当時)で資格を取っている)、けっこう著名なITベンチャーで活躍し…と通り一遍ではない人生を送ってきた著者の意見に共感する部分、実践できている部分が多い(総てではない)のは自分にもその気があると言うことか。いわく、
「本は最良の話し相手」
「本を読む時間もないほど働いてはいけない」
「作者に惚れこむのは3年まで」
「地味なタイトルに名著が多い」
「アマゾンの評価を真に受けるな」
「インデクスを頭に入れよう」
「読んだ本は記録しよう」
等々。どうです?
…でも、著者が書いていて正反対にしていること。それは本を買っていないこと。厳密には少し買っている。だが新刊でなく古本だ。しかも手許に残さない。買うのは通勤電車で読み易い新書か文庫で、図書館の蔵書にないから買う。手許に残さないのは蔵書を補完して貰いたく図書館に寄贈してしまうから。著者のように本を血とし肉と為すには程遠い。
2019年1月18日 通勤電車にて読了