まだ少女と呼べる時期に会った男のことを結婚しても忘れられず、秘かに心に残したまま生きる女性。同じように想いながらも動けずにいる男。女性の親友であり、男の気さくな友人でもあるもう一人の女。ドロドロした三角関係ではないが、中年に差し掛かった或る年の夏、お互いが知り合った鈴鹿サーキットの耐久レース観戦で、お互いが気持ちにケリをつけようと動き出す…
五木寛之を久々に読んでみようと思ったのか、オートバイが関連する作品だから読む気になったのか。レース観戦者の描写が時代を表していて興味深い。あ、読みどころはそこじゃありませんか。
舞台、ストーリー展開、人物の台詞、いずれも五木寛之らしいと思った。
2019年3月5日 通勤電車にて読了
五木寛之を久々に読んでみようと思ったのか、オートバイが関連する作品だから読む気になったのか。レース観戦者の描写が時代を表していて興味深い。あ、読みどころはそこじゃありませんか。
舞台、ストーリー展開、人物の台詞、いずれも五木寛之らしいと思った。
2019年3月5日 通勤電車にて読了