日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】藤田孝典著 「続・下流老人 一億総疲弊社会の到来」(朝日新書)

2019-08-15 20:28:40 | 本・映画・展覧会
 初作「下流老人」から数年を経て、日本はどう変わったか。「下流」を取り巻く環境は改善されたのか。言うまでもない。

 前作から続いて、著者は世の中に根強い「自己責任論」に強く異を唱える。そして現状の生活保護制度では必要最低限の生活は送れず、公助としてのレベルアップ(単純には増額だ)を求める。なぜ子育てへの保障は認められ、生活保護には厳しい目を向けられるのかの説明は興味深い。でもだってそうでしょうと思う。自分がそうなっていないから思ってしまう。

 気になるのは、課税額の多寡に触れず北欧あたりの生活保護が手厚いことを述べている点。そりゃ財源があれば保障もできるだろうよ、ただ著者が言いたいのは金額ではなく考え方なのだろうけど。

 自分だって今は悪くない生活を送れているけど遊びすぎて貯蓄は少ないので、リタイヤしてちょっと重い病気にでもなれば本書のような生活まで転落まっしぐらになりかねない。でも、自分がなりそうだからと言う理由で本書を支持するのは違う気がする。やはり、優しくなれない。たぶん優しいとか言ってる時点で著者から見れば間違ってると言われそうだ。

 2019年7月31日 通勤電車にて読了
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2019年7月30日 【仕事】ファイリング・デザイナー検定3級・2級

2019-08-15 06:26:58 | 仕事
 全然ヒマなわけではないのだけど、そして資格を取って報奨金を得ようとか、退職した将来の糧の準備をしようとか、そうした意図も全くないのだけど(少しは考えた方が良いのかもしれない)、ちょっとお勉強をするトレーニング代りに、容易に取れそうな「ファイリング・デザイナー検定」へのチャレンジを追加した。会社で保有認定される資格の中から、テキスト1冊読めば合格しそうで、かつ更新の必要のないもの。なんて不純で安易なんでしょう。

 チラッと見た限りではさほど難しそうではない。試験を見ると1日に2種目の受験ができる。なので3級と2級のダブル受験を申し込んだ。会場は新宿駅南口から近く、小部屋単位で何種類ものパソコンによる資格試験をやっていた。どんな資格か判らないが、平日の日中だからか若い人ばかりだ。

 まずは3級、テキストがチョロいストーリーで舐めてかかってたら巻末の模擬問題が意外と難しく、慌てて見直し。60分のところ30分で終了、ロクに見直さず採点。100点満点の70点で合格、スコアは90点だった。まあ社会人なんだからこれくらい事務能力がないとね…トータルの学習時間は4時間程度。

 続く2級は3級をナメきっていたためテキストを開いたのが当日朝というていたらく、「うっ急に難しくなっとる…」でアセりまくり。3級終了後もギリギリまでテキストを読み、キーワードなど一生懸命つめこむ悪あがき。これも同様の合格基準、1回見直して何ヶ所か修正ののち30分ちょっとで終了した結果は70点、うっわあ合格最低点!危なかった…最後の悪あがきが奏功したかな。トータルの学習時間は2時間程度。

 これで、思いつきで申し込んだ資格試験ラッシュとなった7月は終了。
・IoTシステム技術検定(初級)
・ドローン検定(2級)
・ファイリング・デザイナー試験(3級)
・ファイリング・デザイナー試験(2級)
と今月受験した4資格すべて合格。記憶力の低下を痛感したが一方で短時間で対策をする集中力は捨てたものではないと思えた。秋は出張が追加でありそうなため受験申し込みはせず、12月にまた幾つかの資格にチャレンジしようと思う。
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