日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【写真展】TOPコレクション 「イメージを読む 場所をめぐる4つの物語」

2019-08-12 18:50:35 | 本・映画・展覧会
 「写美」の今年のテーマ「イメージを読む」と言うのは、紹介サイト「TOKYO ART BEAT」によれば「作品の背後にある意味やイメージを結びつける関連性を浮き上がらせることで、さらに写真というメディア自体が内包している普遍的な物語に目を向ける」のだと。そこまで深く考えながら展示会を見ること、嫌いじゃないですけどね。

 本展はその1期。4人のカメラマンが一つの場所に拘って撮った作品を展示。そこから観る者は何を感じ取るか?取り上げられたカメラマンは水俣取材でも有名なW.ユージン・スミス、奈良原一高、内藤正敏、山崎博。

 山崎の作品のみ「なんなのコレ?」という印象だったが、他は全てストーリー性を感じることができた。ただしルポ的であれば鑑賞者の解釈が入る余地は少なく、その点では山崎の作品の方がいかようにも受け取れる作品であるように思えた。

 2019年7月26日 恵比寿・東京都写真美術館にて
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【写真展】川島小鳥展 「まだなまえがないものがすき」

2019-08-12 06:34:50 | 本・映画・展覧会
 渡航前の予防接種に行ったクリニックが品川だったので、ついでにギャラリーに寄って帰宅した。こういうのって、何だか嬉しいですよね?

 谷川俊太郎の詞とのコラボ。コラボなのだから詞がメインか写真がメインかなど論じるのは間違いではないかと思うが、詞の印象や残響に対して写真は儚く一瞬で消えてしまうものばかり、そもそも何を撮りたい伝えたいんだか判らない。そこに受け手の想像力が求められているのだとすれば、自分は失格だ。

 2019年7月25日 品川・キヤノンギャラリーSにて
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