日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2019年8月6日 【仕事】Train Spotting

2019-08-06 20:13:09 | 仕事
 前にどこかで読んだのだけど、鉄道や飛行機を眺めるのを普通ウォッチングと言うけれど、英語ではスポッティングと言うそうです。ただ厳密には、漫然と眺めるのと車両や機体の番号を記録すると言う行動の差があると言う話も聞いたことある気がします。

 今晩は、会社の鉄道愛好会のメンバーから「電車を見ながらイタリアンのコースを食べましょう」とオシャレな提案があり、有楽町に出陣しました。日中の猛暑も日が落ちれば和らぎ、おまけに風も通るので屋外デッキながら汗を掻くことなく食事ができました。コース料理に飲み放題が含まれるのは幹事さん大助かり。美味しかった気はするのですが、列車を見ながらあれこれ喋ってたので何を食べたか覚えていないという(爆)

 デッキから眺める夕景は美しく(写真)、でも会話はロマンティックでなく「(東海道新幹線)700系は残り何編成ですか(注・2019年度中に退役予定)、えっ定期は2往復だけ!?」「215系が無くなったら湘南ライナーどうなるんですかね?」みたいな話がずっと続いたのは普段の居酒屋と変わらないのでありました。シエナの本店が泣いてるぜ。

 今日のお店:コルティブォーノ東京
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2019年7月20日 【仕事】研究所一般公開見学@久里浜

2019-08-06 20:04:55 | 仕事
・国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所
・国土交通省 国土技術政策総合研究所
なんて長ったらしい名前なんだ!…の一般公開があり、面白そうなので会社の鉄道愛好会の仲間と行ってみた。

 久里浜駅からバスもあるが、おしゃべりしながら歩いて現地へ。開場20分前に着いたが既に20人以上の列。どんどん列は伸び、開場時には100人以上が並んでいた。意外なことに人気があるようだ。

 今日のお目当ては180mあまりある実験水路での人工津波実演。だが入場していると予想外に構内が広く、しかも面白い展示が多く見学に時間を取られる。人工津波は圧巻、わずか1m程度の波でもコンクリートの壁に当たると大音響が轟きビビル。泣き出す子供も居たほど。人間は50cmの津波でも攫われてしまうと言う説明が納得できるエネルギー。興味深い展示の数々をざっと書くと、

・テトラポット等のコンクリートの劣化実験(塩水をスプリンクラーで散水)
・海底の流砂シミュレータによる「浜やせ」の再現と効果的な消波材設置方法
・二方向からの造波装置による海象シミュレータ
・無人海中重機(小型パワーショベル)
・無人半潜航艇(ROV)による桟橋裏側や杭の点検
・電気防食による杭の劣化防止
・流出油の回収・攪拌分散装置
・大形旅客機の主脚シミュレータによる滑走路舗装劣化実験装置(写真)

等々。別々の組織を統合したため航空関係の展示も混じっていたが、久里浜は基本的に港湾系。もちろんJAMSTEC(海洋研究開発機構)と連携している研究もあるそうだ。

 展示内容の動作原理や装置の造りだけでなく、それが実際にどう活用されるのかまで訊いて回ったので実に時間がかかり、観終えるのに4時間以上を費やした。展示を「ふーん」と観るだけでなく、いろいろと考えて回るのは楽しいよ。
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【本】高野秀行著 「間違う力」(角川新書)

2019-08-06 06:01:15 | 本・映画・展覧会
 むろん単なる探検バカではなく、作家である以上に人として良いなあと著者を少し理解できた気のする本だった。少々長くなるが、本書から抜き書きしておく。

【著者の行動原理(ポリシー)】
1.他人のやらないことは無意味でもやる
2.長期スパンで物事を考えない
3.合理的に奇跡を狙う
4.他人の非常識な言い分を聞く
5.身近にあるものを無理やりでも利用する
6.怪しい人にはついていく
7.過ぎたるは及ばざるよりずっといい
8.ラクをするためには努力を惜しまない
9.奇襲に頼る
10.一流より二流をめざす

 特に「8.ラクをするためには努力を惜しまない」は自分が仕事で心掛けていることなので深く共感。と言っても通じない人がいるので「今の我慢が先の楽しみ」、さらにバカな人には「残業したくないから仕事のペースを上げる」と説明することがある。

【著者の物書きとしての基準】
「情報」:インフォメーション
「技術」:テクニック
「科学」:

【著者の行動基準】
1.とにかくやること
2.手段を選ばないこと
3.正しいかどうかより面白いかどうかで決めること

 本文を読んでると「何だこの人バカじゃないの?」と思うことが多々あるのだが(思わないことの方が少ない?)が、上記の法則にしたがって行動すれば結果はむべなるかな、しかしそれを物書きとして作品に昇華させているのだから結果オーライ。上記に挙げた項目すべてに共感するわけではないし、それやっちゃダメだろうと思わない項目がないわけではないが(^^;)、きちんと整理し表現できる能力には敬意を払いたい。売れたいYouTuberなんか必読じゃないのかなあ。

 2019年7月19日 通勤電車にて読了
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