日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2020年7月22~24日 【旅行】名古屋&大阪、新型二階建てバスに乗る旅(1)

2020-08-06 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 本来は「オリンピック連休」になるはずだった4連休、当初は北海道へ飛んでレンタルバイクで回ろうと思っていたが予約便の運休などあってキャンセル。それなら自分のバイクで北信越でも回ろうと思っていたが梅雨明けきらず断念。今年は思うように出かけられませんな…ならばと、先週末に続いて新型二階建てバス「アストロメガ」導入全社乗りつぶしの旅を計画した。新型コロナ感染拡大第二波の惧れ?聞かなかったことにしよう。

 7月22日、東京駅23:40発「ドリームなごや13号」に乗車。JR東海バスのアストロメガ(IntercityDD)、昨日までは昼行便で運用されていたが本日から夜行便の運用に変わった、その初便。これまで乗ってきた同車は全て、1階2階とも横4席仕様。対して今夜のは1階横4席、2階横3席のハイブリッド配置。このパターンが登場したことで、二階建て在来車(ふそうエアロキング)の駆逐が進むものと思われる。横3席のシートはリクライニングすると前が持ち上がる「揺り篭」スタイルで、夜行便にはもってこいと言える、値段高いけど(土休前日発は格安夜行バスの3倍くらいする)。

 バスに限らないが、乗りつぶし目的で乗車に行って、いざ乗ろうとしたら目当ての車両(機体)でないと愕然とする。今回のように乗ること第一で出かける場合など目も当てられず、その場で「やめた帰る」と言いたくなる。が、幸い本日は運用変更など起こらず、JR東海の導入1号車(D71-1901)が入線。乗り込むと新車の匂いがすごい。乗客は多くなく、2階席は1/3も乗っていなかったのではないか。23時40分、定刻に出発。カーテンの隙間から見ると霞ヶ関から首都高に入り3号線、東名と進む。足柄SAと浜名湖SAで休憩、その他にも1回停まったが三ケ日の乗務員交代だろうか。

 座席はまあまあ、これまで乗った横4席車に比べればリクライニングは深く、足載せもある。が、座席幅は思ったほど広くない。同じ揺り篭タイプでも、以前乗ったWILLERの「ラクシア」ほどの感動はなくて残念。そして、カーテンがしっかり着いているのは良いのだけど、休憩のつどアナウンスが入り室内灯が明るく点灯するのはいただけなかった。ノイズキャンセリングイヤホンで「デジタル耳栓」をして、アイマスクをしていたからまだ良かったけどね。

 名古屋ICを降りてからがチマチマ停まり、信号待ちもあって発進停止の回数が多くけっこう不快。周囲に乗客がいなかったのでカーテンを少し開けて曇天を見ていた。終着の名古屋駅には10分早着、後追いで到着した旧型二階建てバス「エアロキング」との新旧ツーショットを収め、満足して朝風呂に向かった。シートはまだしも、夜行便の二階建ては避けた方が良いかもしれないと言うのが感想。
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【本】江上 剛著 「会社人生、五十路の壁」(PHP新書)

2020-08-06 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 サブタイトルに「サラリーマンの分岐点」とあるように、本書は五十路を迎えるにあたりこれからの働き方に迷う人向きの指南書…と言うほどでもないが…である。無意識だろうか、対象の圧倒的多数を占めるからだろうか、オヤジ向きに読めるのは、やはり著者がオヤジ社会でサラリーマン(銀行員)をしてきたからだろう。ん?「五十路を迎えるにあたり」だと今ごろ読んでも遅くね?そ、遅い。でも示された選択肢や考え方は参考になる。

 内容は親切で、一方的に著者の考え(採った道)を押し付ける真似はしていない。むしろ反面教師的ですらある。「続ける派」へのアドバイスと、「辞める派」へのアドバイス、それぞれが章立てされている。RPGみたいだ。それぞれの選択をした場合のメリット、デメリット、注意点が書かれている。人生に正解はないのだから、著者はどちらが良いとは書いていないが、大抵の人は定年までは続けた方が良いと考えている。そうだろうねえ。

 本書で自分の人生の方向が定まる人は多くないと思うが、考えるきっかけになったり考え方の参考になることは多い。印象に残ったのは以下の2つ。
・名刺の棚卸をせよ、貯金より貯人
・「のに病」になるな(努力したのに、尽くしたのに、…)

 2020年7月19日 自宅にて読了
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