日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【展示会】SHIROBAKO展 ~SHIROBAKOで学ぶアニメのつくり方~(2回目)

2020-08-31 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 7月末に行った展示会だが、会期後半になり展示内容が入れ替わったと言うので改めて見に行った。アンタも好きねえ♪

 「SHIROBAKO」はTVアニメシリーズ劇場版があり、制作資料の展示は会期前半がTVアニメシリーズ、そして後期が劇場版とのこと。

 劇場版は今年の公開で観て日が浅いため、記憶に残っている部分も多く、暑いなか足を運んだ甲斐があった。ちなみに今回もバイクで往復、行きは環八で帰りは環七~新木場から東京ゲートブリッジという「ぐるっと一回り」コースを採ったのだけど他には寄らなかったため「プチツー日記」は無し。

 2020年8月16日 川口市SKIP CITYにて
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【本】萱野 茂著 「アイヌ歳時記 二風谷のくらしと心」(平凡社新書)

2020-08-31 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 北海道から戻って直ぐ、現地で訪問したアイヌ資料館の設立者であり「アイヌ初の国会議員」で有名になった著者の作品を借りてみた。

 本書はアイヌ問題とはとか現在アイヌの置かれている立場はとか、そういう社会的テーマではなく、どんどん失われてゆくアイヌ文化について、言葉だけでなく風俗や料理、家作りなどが解説されている。そういう意味ではアイヌと身構えることなく、北海道アイヌ地方の民俗と言うイメージで読むことができよう。きっと沖縄の風俗や料理だって、いわゆる日本のものとは大きく異なるのだから。

 アイヌとはこういう文化を持つ民族だったのだと知るには良い。だができれば、そういう民族がどういう歴史を辿ったのか、さらに他の書で学んだ方が著者の本意に沿うのではないかと思った。著者はアイヌの民俗を紹介しつつ最後に「まさに自然と人間は共生するものであることを、現代に生きる私たちは忘れていないだろうか。」と問う。そして「もう一度アイヌの心をくり返そう。天から役目なしに降ろされたものは一つもない、と。」と結ぶ。アイヌと言うバックグラウンドを通じ、人の生き方、社会の在り方を問う書であった。

 2020年8月15日 自宅にて読了
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