なんか以前にも似たようなストーリーの映画があったな、でも観ようと思いつつ観逃したなと思い出しながら本作を観に行った。レイトショーで観客4人。
舞台はフランスと、ちょっとノルウェー。絶滅の惧れがある、ノルウェーとフランスを行き来するはずの渡り鳥(ガン)の保護のため、博物館勤務の父がガンを孵化させ「渡り」を覚えさせようと奔走する。ガンの孵化などのため渡りの南端であるフランス南部の湿地にいやいや同行する、オンラインゲーム漬けで引き篭もりがちな息子だが、孵化した雛たちの世話を手伝わされているうちに自らものめり込み、渡りを先導するためのウルトラライトプレーンの操縦を覚え父や協力者と共にノルウェーに渡る。そして、アクシデントにより父でなく息子がフランスへ向かう旅に舞い上がってしまった…
作品紹介を見てストーリーは読めた。観たかったのは空撮による景色。VFXもあるためどこまでが本当と言うのはあるが、秋のノルウエーの突き刺すような空気感、フランスの畑や湿地の美しさを大いに堪能できた。飛行機でパリCDG空港に到着すると、降下中ずっと美しい畑を眺めることができる。GWなど、季節的に最高だ。その度にフランスは一大農業国だと思う。本作を観て強く思い出した。いや、親子の物語とか自然保護への世間の無関心とか脱法に対する国民性の違いとか、他にも感じることは沢山あったんですよ。
あと作中、本当に食事ごとにテーブルワイン、いいねえ。
2020年7月25日 川崎・チネチッタにて
舞台はフランスと、ちょっとノルウェー。絶滅の惧れがある、ノルウェーとフランスを行き来するはずの渡り鳥(ガン)の保護のため、博物館勤務の父がガンを孵化させ「渡り」を覚えさせようと奔走する。ガンの孵化などのため渡りの南端であるフランス南部の湿地にいやいや同行する、オンラインゲーム漬けで引き篭もりがちな息子だが、孵化した雛たちの世話を手伝わされているうちに自らものめり込み、渡りを先導するためのウルトラライトプレーンの操縦を覚え父や協力者と共にノルウェーに渡る。そして、アクシデントにより父でなく息子がフランスへ向かう旅に舞い上がってしまった…
作品紹介を見てストーリーは読めた。観たかったのは空撮による景色。VFXもあるためどこまでが本当と言うのはあるが、秋のノルウエーの突き刺すような空気感、フランスの畑や湿地の美しさを大いに堪能できた。飛行機でパリCDG空港に到着すると、降下中ずっと美しい畑を眺めることができる。GWなど、季節的に最高だ。その度にフランスは一大農業国だと思う。本作を観て強く思い出した。いや、親子の物語とか自然保護への世間の無関心とか脱法に対する国民性の違いとか、他にも感じることは沢山あったんですよ。
あと作中、本当に食事ごとにテーブルワイン、いいねえ。
2020年7月25日 川崎・チネチッタにて