日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】武田 徹著 「日本ノンフィクション史 ルポルタージュからアカデミック・ジャーナリズムまで」(中公新書)

2022-02-03 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 ノン(・)フィクションとは何か、ルポルタージュとの違いは何か、そしてアカデミック・ジャーナリズムとは。具体的な時期や著者名、作品例を挙げながら、日本におけるこのようなジャンルの歴史を整理した本。最も読むジャンルのことで、実に興味深かった。

 やはり自分はこのジャンルが好きで読んでいるのだなあと思ったのが、紹介される著者の多く、その作品に触れていること。さすがに初期(昭和30年代)の新聞記者上がりの方々はそうでもないが、沢木耕太郎、開高健、佐野眞一そして角幡唯介。アカデミックと言う点では宮本常一を忘れてはならない。

 書かれていることは真実でも、切り取り方は恣意的である。これは写真についても本田勝一が述べている通り。なので、真のノンフィクション作品など存在しない…と言っては身も蓋もないが、物事を捉える時に「本当にそうかな」と折々で立ち止まって考えることは重要だと思うし、そうする努力はしているつもりである。

 2022年1月26日 自宅にて読了
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(Live) いわし

2022-02-03 06:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ
"い" 井上尚彦(Dr)
"わ" 和佐田達彦(B)
"し" 進藤陽悟(P)

 昨年同様、今年も新春初めてのライブは120年前のベヒシュタイン(ピアノ)が鎮座ましますお店にて。ここはライブハウスではなくお洒落なカフェ。ソファ含め白が基調の店内、心が清らかになるような。

(1st Stage)
・saku saku
・(曲名失念)
・Oriental Flight
 細かな部分が変わるのはライブの常だが、今日のこの曲は相当に違った。進藤さんのピアノのラインがバッキング部分を前に出した感じ、井上さんはスティックでなくブラシでプレイ。
・波動
・Tomorrow Will Be Clear
・Inward
 前編のラストは個人的に大好きな曲。これまた変わったアプローチでインパクトあった。

(2nd Stage)
・Sunrise Sardine
・Un-En Blues
・Funky Coffee
 いつもと異なるドラムのプレイが印象的。
・君ヲ想フ
 和佐田さん自分の曲で痛恨のミス!貴重なシーンの目撃者となった。
・Tres Sardinas
 締め括りの曲がまた変わったアプローチで「してやられた」感。素晴らしい。

(Encore)
・朝日の中で微笑んで(荒井由実)
 以前は「卒業写真」を演っていたけど、メンバーの皆さんユーミンがお好きなのかな?非常に穏やかな雰囲気で締め括られました。

 今日はいつにも増してアレンジを変えた曲が多く、新年の意欲を大いに感じさせられた。3月2日から12連荘のライブツアーを敢行される由、さらなる発展を祈念いたします。

 2022年1月22日 横浜山手・おとくらぶWARANEにて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする