日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【写真展】山口郁子 「やわらかい日々」

2024-09-12 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 静岡県の実家へ行くのにいったん都内へ向かい、写真ギャラリーを見て回った。

 沖縄写真タイフーン<北から南から>連動と銘打っているので、何人ものカメラマンの展示会を続けてやっているのだろうか。

 霞がかったような、時にはピンボケではないかと思うほどのソフトフォーカス、茫漠とした幻想的な作品が並び、やわらかいと言う展示会名を裏付けていると思えた。その一方で、うーん何を表現したかったのだろうと悩む。

 最近とみに「分り易い」作品を志向するようになった気がする。

 2024年8月26日 品川・キヤノンオープンギャラリー1にて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年8月25日 【食べ物】横浜関内・福の軒

2024-09-12 13:00:00 | 食べ物・飲み物

 アルバイト帰り、この時間帯は週末しか営業していない店に寄ってみた。名前はラーメン屋っぽいが看板を見ると焼鳥屋っぽく、ラーメンは〆に食べる扱いなのかもしれず、「ラーメンだけだけど良いですか」と断って着席した。

 注文したのはベーシックな豚骨ラーメン、麺はかため。スープは今一つコレジャナイ感があったが、不味いわけではなく何となく求めていた味との違和感。麺は極細ストレート、なかなか良い食感。細きくらげタップリで気持ちが良い。そしてテーブルにゴマは置いてあるが、辛子高菜はトッピングとして別料金でせちがらい。とは言え今どき格安の630円(税込)を考えれば十分に旨く、この値段はやはり焼鳥屋の〆としての価格なのだろうと思った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】レイチェル・カーソン著/上遠恵子訳/川内倫子写真  センス・オブ・ワンダー」(新潮文庫)

2024-09-12 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 「沈黙の春」に次いで著者の人気作だと思っている作品を、ようやく読んだ。

 作品は短い。もともと薄く140p程度の文庫本の、さらに半分程度しかない。しかもその1/3くらいは写真である。たぶん、文庫本としてより、写真集的に編纂した方が本作には似合っているのだろう。ちなみに本編以外はと言うと、福岡伸一センシ始め5人による、本作関連のエッセイ。そして長めの訳者あとがき。これらはこれらで面白い。

 実姉の急逝により母代わりとなって一緒に暮らした甥のロジャーとの生活のうち、自然とのふれあいで感じたこと、教訓。動植物の名前を教えるのでなく、自然現象に気付き、驚き、感じる力(センス・オブ・ワンダー)を育むよう、或いは著者自身がそうした感性を失わぬようした日々の、散文的な記録。

 間違いなく、いまの日本の教育(と言うより子育て)に欠けていそうな気がする。特に読むべきは、これから子供を持とうとする親予備軍かもしれない。

 2024年8月25日 アルバイトに向かう電車にて読了

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする