9月8日、今日は小呂島訪問の予備日としていたが昨日訪問できたので、1日ぽっかり空いた。さて何処で何をしようか。ふと思いついて、久しぶりに直方に向かった。時間があるので天神まで歩き、始発の高速バスセンターから1時間ちょっと。
(1)直方市石炭記念館(写真1段目)
前に訪問したのはいつだったか、30年以上前か?改めて筑豊炭田の歴史や採鉱道具などを見る。そう広くはない敷地には2両のSLや石炭車、坑道用車両も多く、中でも圧搾空気で動くエアカー(機関車)は超レア!当時見落としていたものが多いことに気付かされた再訪だった。
直方からは、これまた久しぶりの筑豊電鉄で黒崎へ。ここは過去の経緯で路面電車タイプの車両が走っているが併用軌道区間はなく、かつ沿線は宅地開発が進んでいるので、少しお金を掛けて富山や宇都宮のようにLRTとして綺麗に整備すれば客数は確保できるのではないかと思った。いったん逆方面の折尾へ行き、懐かしの店「東筑軒」でうどんの昼食、そして小倉へ。
(2)ゼンリンミュージアム(写真2段目)
特に企業向け地図で定評あると思われるゼンリンだが、本社は北九州市戸畑区にある、ミュージアムは本社ではなく本店(ややこしい!)内にある。ライバル社たとえば昭文社などは企業博物館を開設していないようで、ゼンリンの業界リーダーとしての自負を感じる。安くない入館料も、展示品数の多さや希少性を考えれば納得。併設のカフェからは小倉駅側の景色が素晴らしかった。
(3)北九州市立 水環境館(写真3段目)
ゼンリンミュージアムから2km弱、タクシー利用は微妙な距離なので歩いたが、とにかく暑い!今日は35℃近くまで上がっているらしい。ともあれ、歩き始めて直ぐの紫川沿いに施設がある。川に沿った細長い建物で水槽展示ばかりだが、川中を見られる窓があるのが面白い。しばらく見ていると、濁った水の中に数種類の魚を見つけられた。
(4)TOTOミュージアム(写真4段目)
洗面器や便器などの住宅設備で有名なTOTO、ロックバンドTOTOのバンド名の由来と言うのはまことしやかな嘘(リップサービス)らしいけど。元々は東洋陶器(TOyo-Toki,それでTOTO)と言ったこの会社は大正時代の設立当初より、ここ北九州市が本社所在地。そんな訳で企業博物館もある。ちなみにライバル社の一つ、LIXIL(旧INAX)の企業博物館は愛知県常滑市にあり、こちらは訪問済みだが面白い。
真っ先に思い浮かぶ便器を始めとする製品群、企業の歴史など、ユニークな外観の建物内には展示がいっぱい。閉館の音楽に急かされ退館したが、大いに楽しめた。便器がサドルのバイク(実走行記録あり)は超ユニーク!
今夜もカプセルホテル泊。風呂は浴槽1つで少々物足りなかったが、自分のフロアの客は数人でガラガラ、おかげでぐっすり眠れた。
[グリーンランド小倉 泊]
*** ゼンリンミュージアム ***
*** TOTO ミュージアム ***
[カプセルグリーンランド小倉 泊]