日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2024年9月4日 【食べ物】桜木町・釣りきん

2024-09-19 20:00:00 | 食べ物・飲み物

 今日はアルバイトで最も回数多く担当しているフネの、今シーズン最後の横浜寄港。無事に業務を終え、ほっとしての帰り道は桜木町駅の南側、店は野毛と言っているエリア。駅からの地下道を出たら目の前、隣は有名な九州ラーメン店だ。

 ラーメン屋らしからぬ店名だが、その名の通りここは魚=寿司がウリらしい。券売機を見るとラーメン+握り5貫セットなんてある。だがどうも気乗りせず、醤油ラーメンだけをオーダー。塩もある。

 店の前に立っただけで香ってくる煮干、今日は暑さがぶり返したのでドロドロ系煮干スープはちょっと重すぎるかなと思ったが、幸いあっさり目のスープだった。「すごい煮干ラーメン」と銘打つだけあり、一気に煮干の香りが押し寄せてくるが、臭みは全くない。色は濃いがあまり濁ってはおらず、チャーシューの上に掛けられた仕上げの辛みソースが視覚を刺激する。

 麺は黄色味が強い、平ら気味の縮れで濃い味わいのスープに負けていない。1枚ドンと鎮座するチャーシューと、珍しいザク切りのネギがスープに負けじと存在を主張する。

 通路は広く白木風の内装、和食料理長的な服装で丁寧な接客、確かに普通のラーメン屋とは一線を画し、ラーメン単品で1,000円を超えるのも納得してしまう総合力だった。握り寿司も、ちょっと食べてみたかったな。

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【本】土屋信行著 「水害列島」(文春新書)

2024-09-19 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 先週は超鈍足な台風10号に日本中が翻弄された。台風だけでなく前線も活動してくれちゃったので、関東も荒天続きで予定が狂いっ放しだった。ちょうど図書館で時宜を得た本を見つけたので、借りてみた。

 日本各地で起きてきた大水害の、被害が広範囲に及んだ理由。その対策だけでなく、著者自身が策定に関与した江戸川区(0m地帯に住民70万人!)の住民避難計画。

 避難に関して言えば、行政がいくら対策に腐心しても肝心の住民が動かなければ手遅れになり被害が拡大することは自明。いかに正常性バイアスを防ぐ呼びかけをするか、呼びかけだけでなく「近助(所)」の存在の重要性が訴えられている。自分トコも父の住む実家も、幸い水害とは無縁に思えるが、家が大丈夫でも買い物に行く店が浸水してモノが買えなくなるなんて可能性もある。油断大敵。このあと台風や秋雨前線が来るたびに、本書を思い出したい。

 2024年9月4日 アルバイト帰りの電車にて読了

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