日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2024年11月19日 【物欲】中型スーツケースのボディ修理

2024-12-03 20:00:00 | 各種物欲

 昨年7月にホイールを交換した中型スーツケースだが、今度は先日のハワイ旅行の帰国便で本体に亀裂を入れられ、業者にて修理した。2年連続の災難である。

 スーツケースを預けた時は空港での引き取り時に必ず、まず車輪の動きを確認し(床に置いてぐるりと360度回してみる)、つぎにボディを隅々までチェックし、さいごに格納式ハンドルと本体ハンドルを確認することを過去の経験から学んでいる(もっともハンドルの破損は免責と言うことになっている)。今回もそのおかげで、異状に気付きその場で空港係員に申告することができた。事後申告は受け付けて貰えないリスクがある。そりゃそうだ。

 破損は本体亀裂8cm(空港係員計測値)。破損申告したところ最初に金5千円を補償と言われたので、その金額では買替も修理もできないから修理手配か代替品提供(米国系航空会社は専らこちらのようだ)をお願いしたいと申し立てた。すると航空会社側で、送料含み修理費用負担してくれることになった。最初からそう対応して欲しかったな。強く言ってきた相手には譲歩するのは、公正な態度とは思えない。当日はテープで形ばかりの補強をして帰宅、中身を空にしてから指定業者に発送、この発送伝票も申告時に貰えた。

 3週間後の今日、修理から戻ってきた。外見はそれなり、どういう風に修理したのかな。割れたボディを繋ぎ合わせても強度は復活しないのではと思っているが、実際どうなのだろう。表面は、一様についてる細かな凹凸(シボ)がそこだけ少し変な感じ、つるりんとしてるわけでもないが、そこだけ艶もないのでちょっと見れば一目瞭然。内側は内装材を剥がしてパテ盛りでもしたのだろう、内装材の上から触ってみると少しデコボコしているが、パッキングに支障はない。

 年に1,2回程度しか使わないスーツケース、このまま修理不能になるまで使い続けるのだろう。次回使用は来年6月か8月の予定である。

 

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【映画】オールドカー てんとう虫のプロポーズ

2024-12-03 13:00:00 | 本・映画・展覧会

 オール鹿児島ロケ、ひょっとして鹿児島でしかやっていないんじゃ?と言う映画を見つけたので観た。

 旧車を軸に、火種に、家族三世代のつながりや相克を描いた作品。出てくる旧車は主にハコスカとスバル360。それに86トレノや、各代スカイラインやブルーバード、330セドリックや51マークIIなど「街道レーサー」好きなが喜びそうな仕様の車両が登場。あいにく自分はこの手の改造は嫌いなので、「あーあんなに酷くいじっちゃって」と思ってしまったが。

 主演は哀川翔、生まれは徳島らしいが育ったのは鹿児島だそうなので、彼ありきの作品と見た。久しぶりに見たが、相変わらず兄ちゃんっぽいね。スリムな体躯を維持しているのは素晴らしい。甲高い声も変わらず、鹿児島弁はお手の物だと思うが劇中では県外の人でもわかるよう「デチューン」したそうで、なるほど。

 家族を顧みず旧車第一で好き勝手に生きてきた男が、父の死や息子のトラブルから家族の大切さに気付き少し生き方を変えるストーリーは、誰にでも起こりそうに思えた。本作ではそれが旧車だっただけのこと。なかなか考えさせられる内容だった。雄大な舞台背景は、現地を旅行中でもあり心に沁みるものがあった。

 2024年11月16日 鹿児島市・ミッテ10にて

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【映画】GONDOLA

2024-12-03 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 雨の鹿児島、ミニシアターで面白そうな作品をやっていたので雨宿りを兼ねて観てみた。

 田舎の村に架かる、谷を跨ぐケーブルカー(ロープウェー)。2台のちっぽけなゴンドラに乗務する女性係員と、威張って感じ悪い駅長(兼運行掛)。交差のたびに行われる2人のやり取りは次第にエスカレート、ゴンドラを飾り付けたりついには途中で停めて楽器を演奏したり。そのやり取りには、いつしか地上の住民たちも巻き込まれ暖かな空気が広がるがそれは永くは続かなかった…

 ドイツと、舞台となったジョージア(旧グルジア)の合作映画で、巨匠(だそうだ)ファイト・ヘルマーが監督。無声ではないが無台詞、なので字幕もなし。とは言え観客はあまり台詞や物語を想像する必要はない。スクリーンから何が起こっているか理解できる。物語の終焉と、今後この場所や登場人物たちがどうなってゆくかだけは想像が必要で、その結果は悲しむ内容なのかもしれない。

 舞台となったケーブルカーはジョージア南部のフロ(Khulo)と言う村にある、旧ソ連時代の遺物だそう(ここ)。1,700m支柱なしだそうなんで、さぞかし揺れるだろう。行ってみたい乗ってみたい。検索してみると、こんな場所でも行った日本人のブログがヒットする。

 内容より乗り物に惹かれて観た映画だったが、人々の心の動きや哀しみ、ちょっとした希望など人生のいろいろを垣間見ることができた気がした。

 2024年11月16日 鹿児島市・ガーデンズシネマにて

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