日々のつれづれ(5代目)

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2024年12月10~15日 【旅行】台湾・台南と高雄の離島(3)台南→高雄

2024-12-18 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 12月12日、「いっちに、いっちに」の日なので歩きますか!いやそれは昨日のこと、今日は台南から高雄へ移動する。

(1)国立台湾歴史博物館(写真上段左)
 台湾にも「歴博」があるが、街からは少し離れている。だが幸い、台南の町中から博物館までのバスが日に数本あり、そのバス停がホテル徒歩1分。チェックアウトし荷物を持って1時間ほど揺られて開館と同時に到着。建物の大きさの割に展示内容は概説的で細部まではないように感じたが、かえって良く理解できたように思う。見学後はUBERで最寄りの永康駅に出、各駅停車に1時間ちょっと揺られ高雄に移動した。

(2)台鐡高雄駅(写真上段中,右)
 高雄に来たのは2019年以来、その間に在来線は地下化され、駅舎も新しくなっていた。地下ホームは2面4線しかなく、通り抜け駅のため終着駅の雰囲気は皆無。地上に出るとコンコース内は工事中だが、こちらはスケールの大きな建物になっていた。旧駅舎は保存され、地下化展示館となるらしいが構内工事中で近寄れず。駅前の道路も大幅に取り付けが変わり、初めて来た街のように感じた。

(3)郵政博物館(高雄館)(写真下段左)
 明日の行動のバス停を確認するために高雄駅前をウロウロしていたら、本館を見つけて入場。ちょうど鉄道郵便展をやっており、興味深かった。

(4)哈瑪星鉄道文化園区
 ホテルにチェックインしたのち、以下の乗りつぶしのため地下鉄美麗島駅(写真下段左)から橙線で哈瑪星へ。「はません=浜線」の当て字で、臨港貨物線旧高雄港駅を再開発した鉄道ファンに超お勧めの場所。前回訪問時より実車両展示はじめ各所が整備されている印象を受けた。

(5)高雄軽軌(LRT)のりつぶし
 前回の訪問後に延伸開通したLRTに乗車。哈瑪星(C14)から輕軌機廠(C37)を経て籬仔内(C1)まで、1時間近く掛かる。路面電車なので町の様子を見られて楽しい。特に発車直後はかつての臨港線の跡を利用したと思われ、さらには地下化以前の台鐡線路跡ではないかと思われる区間もあった。前鎮之星(C3)まで乗車し、隣接する紅線の凱旋(C6)からホテルへ戻った。

 [康橋商旅-中山八德館 泊①]

大道公廟 0801
(バス#18)
台湾歴史博物館 0854/1040
(UBER)
永康 1055/1110
(區間3167次)
高雄 1229

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【本】井出 明著 「悲劇の世界遺産 ダークツーリズムから見た世界」(文春新書)

2024-12-18 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 ダークツーリズムをどう捉えるか、どう見せるかについて書かれた本。それだけでなく、そもそもダークツーリズムとはから始まっているので馴染みのない読者でも取っ付きやすいと思われる。その一方で、ダークツーリズムの弊害(があるとすれば)については触れられておらず、まだそこまでの段階ではないと著者は考えているのか(オーバーツーリズムは普遍的な事象なので、あえて本書で触れる必要はないのか)。

 誰から見ても「ダーク」な歴史と言うのは難しい。アウシュビッツの大虐殺にしろ、広島・長崎の原爆にしろ、それを是とする人々がいる(いた)ことも事実。事実は一つであっても、解釈は一つではないのが問題となる。

 2024年12月12日 台湾・台南市のホテルにて読了

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