工場などさまざまなインフラ施設、関係者でなければ見られない光景には憧れる。「おとなの社会科見学」として最も楽しい訪問先だろう。最近はけっこうテレビカメラが入ることになったのは、それだけ社会的認知度が高まり、興味を持つ視聴者も多いと言うことだろうから喜ばしい。
いちカメラマンとして特段のコネもなく、一カ所一カ所取材申請をして認められ入場した場所での成果。製鉄所あり、地下の巨大貯水池あり、道路の建設現場あり。コンクリートや金属の、無機質な色合いを崩さず、隅々まで綺麗に撮っている。これぞマイフェイバリット。
作品にキャプションがないため、在廊していた作者に何度も撮影場所を教えて頂き、撮影(むしろ取材許可)の苦労話などお聞かせいただいた。来年はもっと、色々な施設の一般公開日をサーチして見学に行こうと思った。
2024年12月20日 品川・キヤノンギャラリーSにて