敦賀市立博物館から駅までぶらぶら歩いて戻る途中、介護事業会社の駐車場の脇を通った。そこに並べられた福祉車両(車椅子仕様車)を見て、以前バイク乗りの友人が「トランポ(トランスポーター)に欲しい」と呟いていたことを思い出した。
車椅子仕様車には幾つかのタイプに分かれる。まず普通車か軽か。そして車椅子の車両への積み込みをリフトで行うのか、スロープ板で行うのか。利用者が車椅子からシートへ移乗するタイプは、本稿では除外する。
オートバイのサイズにも依るが、自分が考えている原付二種クラスは全長2m程度で車重100kgちょい、どのタイプの車でも積めるだろう。軽であっても、一人旅を前提とすれば積めるはずだ。場合によってはミラーを外すくらいは必要かもしれないが、大した問題ではない。写真は軽バンのスズキエブリイ、元々フロアの低いバンだが、車椅子仕様車は更に低く、バンパーがカットされているのが判る。別に積み降し用のアルミ板を買って積んでおく必要もない。
大がかりな積み降しが不要であれば、例えば途中の適当な場所でバイクを一旦降し、空いたスペースに折り畳みベッド(コット)を設置し、その上で眠ることも可能だろう。テント要らずに旅ができる。そしてもちろん、行った先では積んでいったバイクを使って走り回る。景色の良い道路、道の狭い地域、バイクの方が便利で楽しい場所は幾らでもある。
車椅子仕様車は、中古でもけっこう出ている。車椅子利用者でなければ購入できないわけではない(税金免除等を受けるためには、それなりの資格や手続きが必要)。うーん、買わないテはない気がしてきた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます