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モノクロームでザラついた写真が大半、東京を万遍なく写すのではなく、ダークサイド、アナーキーな立場で撮ったように感じた。たまにモデルを使った作品もあるが、それとてテイストは同じ。
30年撮り続けた集大成のようだが、時代の違いはパッと見てあまり感じなかった。こういうジャンルに強い人が見れば、ファッションや髪形、メイクの違いで判るのかもしれない。作品にクルマが写り込んでいれば、自分にも判るのだが。
会場入口に掛けられた大型のれんには様々なキーワード。ちょうど作者在廊で伺ったところ、東京と聞いて作者が連想した何十(いや、もっとか)と言うキーワードを組み合わせて特注したものだそうで、こののれんを隅から隅まで見るだけでも面白そうだった(が、時間の都合で止めておいた)。
2025年2月10日 品川・キヤノンギャラリーSにて
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