お花茶屋からの帰り道、日暮里に戻らず一駅の先の青砥で折返し押上~都営浅草線で新橋に出、閉館間際の会場に滑り込んだ。
もはや死語となってしまったブルートレイン、展示数は多くないが、なくなった列車の写真展と館所蔵のブルトレ関連資料の展示。作者の名前に記憶はなかったが、会場に展示されていたケイブン社の鉄道百科シリーズを見たら見覚えがあり、知らずに接していたことが判った。
こんにちのサービスレベルから思えば全く見劣りがし、ノスタルジア以外の価値はないように思えるブルートレイン、そして昭和の特急列車群。なのだけど、旅情とか車内で過ごす時間の価値とか、計数化できない部分の魅力にどうしても惹かれてしまう。それは「ななつ星」を始めとする豪華クルージングトレインがいくら運行されようと、決して取り戻せないものだと思う。
ブルートレインではないが、願わくば285系寝台特急電車「サンライズ」が延命、さらには後継車両が開発されますように。
2023年12月23日 汐留・鉄道歴史展示室にて
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