3連休最終日も快晴、歩きに出掛けるつもりだったが昨日クルマをぶつけられたショックで意気消沈、自宅に引き籠り。厚めの新書を一気に読んだ。
ここ数年、あちこちで同じような看板のカレー屋が氾濫しているよなーとは思っていたが、そういうカラクリ(と言うと感じ悪い?ならばスキームとかシステムとか)だったのかと本書を読んで判った。
タイトルの「インネパ」はインドカレー屋を営むネパール人、と言う感じか。ならば「ネパイン」=ネパール人のインドカレー屋と書いても良さそうなものだが、なぜか逆なのが一般化している。ネパール人たちはどういう経緯で日本に来て、どういう経緯でインドカレー屋を営むことになったのか、それがどういう理由で「増殖」しているのかと言うのが本書の内容だ。そうした増殖に伴うヤミの部分、生じた問題点についても言及されている。
裏側を暴くというわけでもないが、普段は見えない部分を解き明かしている点でとても興味深かった。ちなみにウチの近所にもカレー屋はあるが、一軒はたぶん「インネパ」そしてもう一軒は多分インド人。今度しっかり食べ比べてみようと思った。
2024年11月4日 自宅にて読了
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