日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2009年8月13日 東欧?紀行(7日目)

2009-08-26 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 少々遅れてブカレスト到着。その1時間ほど前、欧州最大の油田の町を通るとの事で運良く起きたので同行氏を起こす。見たいと言ったのはキミだろう!(笑)。駅から地下鉄でホテルへ、ランドマーク的に大きな建物で分かり易い。ゴールドメンバーの威力か?朝8時だがチェックンできたので助かった。同行氏がちょっとお疲れのようなので午前中は部屋で休憩。

 午後はホテルから2km四方程度だろうか、近いエリアを徒歩でぐるりと回る。何と言っても真っ先に向かうべきはあのチャウシェスク大統領(長年の独裁の末、クリスマスに射殺処刑された)が建てた「国民の館」である。世界でペンタゴンに次いで大きな建物だと言う、その部屋数は実に3000余。さすがにここは内部も見学。シャンゼリゼを寸分違わず再現しようとしたり、究極のメガロマニアだったと言うチャウシェスクはここで何を見て何を考えていたのか。

 ブカレストの町は大きいが、いわゆる見どころは極めて近接したエリアにあり都合が良い。ただし歩道は凹凸が激しかったり通りをそっくり穿り返していたりで、歩くのは結構疲れる。

Hotel Intercontinental泊
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2009年8月12日 東欧?紀行(6日目)

2009-08-25 20:44:09 | 旅行・ハイク&ウォーク
 駆け足でキシニョフ観光。と言っても情報はなく、本当に狭いエリアの地図しかない。その範囲で目抜き通りを歩き、博物館に入ってみて、感じの良いカフェレストランでのんびりビール飲みながら食事をして(毎日ビールが旨い!)…おしまい。

 夕方の列車でモルドバを後にする。知名度が低いのは大観光地がなく行きにくい場所だからかもしれないが、ちょっと地味で落ち着いた感じは好感が持てた。こんな国のエキスパートになったら面白いだろうな~。ちなみに国際結婚斡旋業者はちゃんとモルドバの女性もカバーしてるのだそうで、今回も頼んだ代理店では観光手配よりそうしたカップルの渡航手配の方が多いかも…なんて言ってた。

 次に目指す国はルーマニア、今回はモスクワからひたすら西進なのである。で、モルドバまでが旧ソ連圏の勢力範囲。ルーマニアから軌道はヨーロッパ標準軌に変わり、車両標記も欧州方式(UIC)に変わる。そういうのは地政学とは言わないだろうが、その国のインフラがどこの影響圏かを窺い知ることができて興味深いものなのだ。

 今日はトラブル発生。列車はモルドバ⇔ルーマニアの境界駅で乗客を載せたまま台車交換作業を行う。この風景を写真に撮っていたら後刻、係員がご丁寧に通訳まで連れて乗り込んできた。通訳曰く撮った写真を消しなさい、と。車掌のいる横で撮って何も言われなかったのに!もちろん、ゴメンなさい知りませんでしたと素直に謝って指示に従い、ハイこの通りと再生させて見せてスンナリ解決。かなり良い写真だっただけに残念だが仕方ない。昨年の台車交換駅では何も言われなかったが、国が変われば事情が変わるのは当然である。こういう時、せめて説明ができる程度に英語が話せないと面倒なことになるのは必定な気がする。もちろん用心のために撮らないという選択肢も無くは無い…
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2009年8月11日 東欧?紀行(5日目)

2009-08-25 06:38:32 | 旅行・ハイク&ウォーク
 この旅行、当初のプランではサンクトペテルブルグからキエフ行き列車でモスクワを経由せず直接キエフ入り、2泊してチェルノブイリ日帰りツアーに参加しようと思っていたのだが、列車の運転日の都合と同行者がチェルノブイリ行きを拒絶したためツアー参加は果たせなかった…ムリもないのだが。
 ttp://www.japanese-page.kiev.ua/jpn/chernobyl-tour-main.htm

 と言う事でキエフの教会群はもう少しじっくり見たかったが別れを告げ、朝の列車でモルドバ・キシニョフへ。モルドバなんて知名度低いよなぁ…モスクワからの列車は堂々の20両編成!キエフで切り離すかと思ったら全部が向かうらしく、素晴らしい。寝台兼用の4人コンパートメントだが相客は居らず、2人個室態となりご機嫌。

 今日は1日列車に乗れるぞ!8:37発の22:51着である。食堂車でビールを飲み、個室で居眠りできる快楽…ただし1時間おきに写真を撮らなければならないのであった(笑)。いやそれより、ウクライナ出国でモルドバのビザを持っていないと揉め。日本人はビザ要らないんだと何度も言って、英語の分かるイミグレ係員がやってきて、ようやく(何だか不承不承)一件落着。

 ところでロシア~ウクライナでは、都市部を除く大半の区間で線路の両側はずっと林が視界を遮っている(防雪林なのか防風林なのか)のだが、モルドバに入るとそれがなくなり、視界が開けている時間が増えた。こんなことはガイドブックには載っていない。

 Hotel Cosmos泊
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2009年8月10日 東欧?紀行(4日目)

2009-08-24 20:47:11 | 旅行・ハイク&ウォーク
 夜中と明け方、ロシアの出国とウクライナの入国とで2度起こされ寝不足である。そう、この列車の行き先はウクライナ・キエフである。なんで後発の1列車「キエフ・エクスプレス」にしてくれなかったのかなぁ…ちゃんと時刻表を確認すれば良かった。とにかくキエフ着。市内に入る手前でドニエプル川を渡り、同行氏は興奮状態。昨年のベルリン→ワルシャワ→モスクワでもそうだったが、とかく川は戦争の拮抗状態を変える大きなポイントであり、欧州のちょっと大きな川では大抵なんらかの渡河作戦があった由…。

 駅からホテルまでは少々あり、昼間で時間があるのでちょっと歩いてみるか…20分歩いて断念、地下鉄へ。同行氏が降りる駅を間違えさらに迷い、暑い…かなり疲れてホテル到着。

 キエフが同行氏が今回もっとも行きたがってた土地であり、荷物を置いてさっそく市内へ。目指すは「大祖国戦争博物館」名前からして凄い。丘の上にあり地下鉄では便が悪そう、時間が勿体ないのでホテルからタクる。ウクライナに地でおきた様々な紛争・戦争を時系列に追い、特に第一次・第二次大戦では更に詳しい戦況の説明などあり中々おもしろい。戸外には航空機や地上車両なども展示されていたがそちらは別料金と言うこともあってパス。

 あとは普通の観光。教会を幾つもハシゴして外観ばかり見学、何となく感じる建築様式の違いを楽しむ。そして夕食はもちろんチキンキエフ!勇んで喰ったのだが衣が厚くガリガリに揚がってる…ソースはガーリックが物足りない…やはり母の作ったヤツの方が断然ウマいな(得意料理なのだ)。ゴマすりがてら、写真つきメールを送っておいた。

Hotel Kreschatik(フレシチャーティク)泊
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2009年8月9日 東欧?紀行(3日目)

2009-08-23 19:49:20 | 旅行・ハイク&ウォーク
 サンクトは2度目。もう観るところはない。エルミタージュには行ってないが(爆)
 いや、あった。鉄道博物館。しかし同行者の事前調査では日曜日は休館との情報。まぁ良いや、外からでも眺められそうだからと行って見ればラッキー!空いてた。

 ここの名物は305mm列車砲と言いたいトコだけどやっぱり「SS24ミサイル発射車両」かな?大陸間弾道弾(ICBM)を発車する車両一式(輸送車、管制車、電源車など)。うぅんスゴイ、でもこれ一発打ったら発車車両はオシャカになっちゃうんじゃないのかなぁ?そんな細かいコトは気にしないのか。列車砲にしてもミサイル発射車両にしてもスゴイっす~。もちろんその他の車両もけっこう数があって、メインが機関車だったのは旅客車両を見たかった自分にはチト残念だったのだが、まぁともかく行けて良かった。

 鉄道博物館の次は前回にも行った海事博物館を再訪、目的は売店。友人が潜水艦の模型を買いたいと再訪したのだが、精密なのは良いが7,000ルーブル(21,000円位)とは高ぇとタイサンGT-R。この2ヶ所でタイムアップ、サンクトの街は広く、移動に時間がかかるので観光はツアーバスがお勧めだなぁと今回も思った事であった。でも観光バスじゃ今日の2箇所なんて行けないですけどね。

 乗り合いバスでは時間が読めないためタクシーでプルコボ空港へ、何だか韓国料理みたいな名前ですな!アエロフロート(A319)でモスクワへ。シェレメチェボで列車のチケットと受け取り、手配のクルマでキエフ駅へ。モスクワは素通りなのです(笑)。22:50発21列車で出発。2等寝台は2段式向かい合わせの4人コンパートメント、中年のオバチャン1人が相客。
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2009年8月8日 東欧?紀行(2日目)

2009-08-22 18:39:41 | 旅行・ハイク&ウォーク
 予想通り夜中に目が覚める。3時過ぎ、もう眠れない…同行者は例によって大音響を奏でながら爆睡。昼も夜も自分の関心外の時間は常に寝てる、ある意味羨ましい御仁である(笑)。

 昼過ぎまでヘルシンキ市内観光。と言っても行ったのは市内ではなく湾内に浮かぶスオメンリンナ島。何だか要塞とか潜水艦とか、過去の重要なポイントだったそうで勿論ここは同行者の希望である。ちなみに今回、コースと宿泊地は私が考えたが宿泊地で何を観るかは友人にお任せ。私は何一つ調べていないのであった。戦跡や戦争博物館を巡ることはそうした事変が勃発した背景や周辺国との関係を教えてもらう事になり、これがなかなか楽しい。そのたび自分が歴史について無知なことを思い知る。

 15時、ロシア・サンクトペテルブルグへの国際列車「レーピン号」発車、いよいよ「乗りテツの旅」開始~。直通列車は日に3本あるが、ヘルシンキ観光もしたいし車窓も見たいのでこれにした。ロシア車両でチケットは日本で手配できず(朝のフィンランド国鉄担当列車は手配可)、昨日のうちに買っておいたのだ。

 もう列車での国境越えも幾度となくしてきたし、ロシア入国もこれで4度目。慣れてるはずだが幾分の緊張感は伴う。食堂車で夕食を摂り、定刻にサンクト着。クリル文字も少しは読めるようになり、迷うことなく地下鉄でホテルに辿り着く。

Hotel Oktyabrskata(オクチャブリスカヤ)泊
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2009年8月7日 東欧?紀行(1日目)

2009-08-21 22:44:21 | 旅行・ハイク&ウォーク
 欧州方面への旅も本末転倒も甚だしさを増してきた(笑)。本末転倒って?「観たいトコより行ってないクニ」なのだ、嗚呼。

 初めての国へ行くのは良いがだんだん不便な方面になってきたぞ、しかも「列車で乗車区間を繋げながら」という制約つき、プラン作りにも時間がかかる。とどめは手配!情報と違う実情にアタマを抱えながら何とか形を作りいざ出発!今日の目的地はフィンランド・ヘルシンキ、フィンエアだがJL便で購入してある。努力の甲斐あって今月からはサファイヤだぞエヘン。でもアップグレードも何もないのであった…今回も友人と同行二人。

 何度となく欧州便に乗った経験から、ヘルシンキは近いと実感する。いつもは「さぁここからあと2時間」みたいな感じなのだが「え、もう着くの?」と言う感じ。疲れは全く感じない。という事は激しい時差ボケが待ってるって事だ…

 ホテルは中央駅に隣接。チェックイン後、まだまだ明るい外を夕食求めてウロウロ。完全に暗くなったのは21時過ぎだったかな?とにかく寝ておかないと。

Holiday Inn Helsinki City Centre泊

(写真)NRT-HEL AY74/JL5071(ワイド感でてるでしょ?)
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2009年8月5日 ゴーヤーは苦いのが吉

2009-08-20 06:37:31 | 仕事
 少し前から、職場のスタッフを「ご招待」することが多くなった気がする。もちろんそんなに給料は上がっていないのであるが(泣)、色々と締め付けや業績評価の厳しいご時世となり、スタッフを慰労したり「ガス抜き」したり或いは意見を聞いたり、ケアにも気を遣わなければならなくなったのだ。

 そんなワケで今日は職場の人とオキナワ。もう3度目なのでサービスの料理が出たりしてちょっとウレシイ。過去2回は満席御礼だったのに今日は不思議とガラガラ、皆さん夏休み前で出控えているのかな。それで食材余ったからサービスなのかな…そんなコトまで気を遣っちゃうと言うか気になっちゃうのって病的かねぇ?でもここのゴーヤーは苦いのでウマイのだ。

 今年で鹿児島の島巡りはひと段落したので、来年は沖縄へ行こう。多良間、石垣、与那国、そして南北大東。
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2009年8月4日 ヘルシーでトレンディなベジメシ

2009-08-19 07:53:38 | 食べ物・飲み物
 普段の食生活では野菜の摂取量が不足しがち。こうした食生活を20年も続けていれば身体もそれなりになってしまっているであろうから、何を今さらと言う気がしないでもないのだが…

 と言うわけで、ベジタリアンでもないのだがたまたま情報を入手した「野菜料理」の店に行ってみた。さすがにその手の店は場末にある弊社オフィスからは遠く、「サギン」なのであった。

 最初に「お通し」代わりにサラダをどうぞと渡されたのはボウル1つ。ん?1つ?テーブル1つらしい…気を取り直して店内の「サラダバー」に臨むと、ファミレスとかのそれとは異なり根菜が中心。人参とか齧れってか!もしろん細っこいヤツなんだけど。

 メニューは豊富と言うわけではないのだが、見るとけっこう面白い。今回のお目当て「野菜のしゃぶしゃぶ」は思ったよりボリュームもあり、質・量ともに満足できるもの。とは言え野菜だけでは物足りなく感じるのも事実で、そうした向きの為ちゃあんと豚肉も用意されているのであった。

 お客の大部分が女性でありちょっと抵抗感があるのだが(汗)、お値段もまぁまぁと言える範囲なので一応おすすめ。

 http://r.gnavi.co.jp/g997002/
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(写真展) プレス・カメラマン・ストーリー

2009-08-18 22:11:13 | 本・映画・展覧会
 ずっと前に見た写真展を書いていなかったことに気づいた…少しまとまった感想文を書こうとすると時間がかかってしまう、それではいかん。もっとちゃちゃっと文章を纏められるようにならなければ。

 「報道写真」を見るのは好きだ。それが今から離れれば離れるほど、その時々の時代の空気、風俗といったものが感じられる。技術的には多少のブレやボケがあっても、その現場の雰囲気を伝えるものであればOK(時にはブレやボケが反って臨場感を出したり…でも「そんなんじゃダメだ、それで許されると思ったら甘い」ってプロの意見を聞いたこともある)。以前は、報道写真は「旬」を過ぎたらつまらないものだと思っていたが、少しは見方が変わったんだな。

 今回の写真展の出品はもちろん報道(ニュース)写真に使われたものもあるが、そうでないものも多い。ニュース物であれシリーズ物であれ新聞や雑誌で広く世に伝えられる写真もあれば、いちカメラマンの作品集でしか見ることのない(=人々の目に触れる確率の低い)作品もある。
 実際の現場では、報道写真に使われる作品は「よりセンセーショナルなもの」といった価値基準で取捨選択されることが多いだろうから、カメラマンの狙いと編集部の思惑とが一致しないケースも多いのだろうと想像する。であるからこそ、「プレスカメラマン」の「プレス」以外の作品が興味深いのだ。

 2009年6月19日 東京都写真美術館にて鑑賞


追伸
 割と涼しく、明日も早朝出発の予定ではなかったため、恵比寿から品川まで歩いて帰った。途中、目黒駅界隈で夕食休憩。休憩を除いた歩行時間は約1時間。近いのか遠いのか。
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