ずっと前に見た写真展を書いていなかったことに気づいた…少しまとまった感想文を書こうとすると時間がかかってしまう、それではいかん。もっとちゃちゃっと文章を纏められるようにならなければ。
「報道写真」を見るのは好きだ。それが今から離れれば離れるほど、その時々の時代の空気、風俗といったものが感じられる。技術的には多少のブレやボケがあっても、その現場の雰囲気を伝えるものであればOK(時にはブレやボケが反って臨場感を出したり…でも「そんなんじゃダメだ、それで許されると思ったら甘い」ってプロの意見を聞いたこともある)。以前は、報道写真は「旬」を過ぎたらつまらないものだと思っていたが、少しは見方が変わったんだな。
今回の写真展の出品はもちろん報道(ニュース)写真に使われたものもあるが、そうでないものも多い。ニュース物であれシリーズ物であれ新聞や雑誌で広く世に伝えられる写真もあれば、いちカメラマンの作品集でしか見ることのない(=人々の目に触れる確率の低い)作品もある。
実際の現場では、報道写真に使われる作品は「よりセンセーショナルなもの」といった価値基準で取捨選択されることが多いだろうから、カメラマンの狙いと編集部の思惑とが一致しないケースも多いのだろうと想像する。であるからこそ、「プレスカメラマン」の「プレス」以外の作品が興味深いのだ。
2009年6月19日 東京都写真美術館にて鑑賞
追伸
割と涼しく、明日も早朝出発の予定ではなかったため、恵比寿から品川まで歩いて帰った。途中、目黒駅界隈で夕食休憩。休憩を除いた歩行時間は約1時間。近いのか遠いのか。
「報道写真」を見るのは好きだ。それが今から離れれば離れるほど、その時々の時代の空気、風俗といったものが感じられる。技術的には多少のブレやボケがあっても、その現場の雰囲気を伝えるものであればOK(時にはブレやボケが反って臨場感を出したり…でも「そんなんじゃダメだ、それで許されると思ったら甘い」ってプロの意見を聞いたこともある)。以前は、報道写真は「旬」を過ぎたらつまらないものだと思っていたが、少しは見方が変わったんだな。
今回の写真展の出品はもちろん報道(ニュース)写真に使われたものもあるが、そうでないものも多い。ニュース物であれシリーズ物であれ新聞や雑誌で広く世に伝えられる写真もあれば、いちカメラマンの作品集でしか見ることのない(=人々の目に触れる確率の低い)作品もある。
実際の現場では、報道写真に使われる作品は「よりセンセーショナルなもの」といった価値基準で取捨選択されることが多いだろうから、カメラマンの狙いと編集部の思惑とが一致しないケースも多いのだろうと想像する。であるからこそ、「プレスカメラマン」の「プレス」以外の作品が興味深いのだ。
2009年6月19日 東京都写真美術館にて鑑賞
追伸
割と涼しく、明日も早朝出発の予定ではなかったため、恵比寿から品川まで歩いて帰った。途中、目黒駅界隈で夕食休憩。休憩を除いた歩行時間は約1時間。近いのか遠いのか。