日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2010年11月14日 【食べ物】鍋その3…きりたんぽ鍋

2010-11-24 07:48:13 | 食べ物・飲み物
 遠来のおやぢ(笑)と飲むことになり、幹事がチョイスしたのは秋田料理だった。おやぢの宿からあまり遠くないってんで場所を決めたらしいんだが、新橋で日曜しかもビルの上層階の店が良く開いてたもんだ…

 秋田と言えばしょっつる、ハタハタ、きりたんぽ。忘れちゃならない比内鶏。と言うワケで、今日はあまり寒くなく鍋気分全開!でもないのだが「きりたんぽ鍋」を頼んでみた。割と濃い目のしょうゆ味、たっぷり入ったささがき牛蒡が実に旨い。まいたけや比内鶏を噛み締めた後に「ご本尊」きりたんぽを頂く。

 と、そこへなまはげ乱入!最近しょっちゅうアジア遠征してるアノ方ではなく(爆)、赤なまはげ・青なまはげのコンビで毎晩2回、客席を脅して回るらしい。で、今日は日曜の晩で閑古鳥だったせいか、ところどころドッカと座り込んで客と語り合ってる(笑)。

 確かお作法として酒を振舞わなければならないと思ったので、秋田産芋で仕込んだ焼酎お湯割を勧めると赤なまはげは飲んだが青なまはげは「クルマだから」とか何とか言って断った…実にユーモアのあるなまはげであった。そのおかげもあって「おやぢ度全開」な呑みは大いに盛り上がって終了。次はクリスマスにDFWで…ってオイオイ無理だって!

 秋田郷土料理と地酒 なまはげ 銀座店
 http://r.gnavi.co.jp/g078501/
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【本】バックミンスター・フラー著/芹沢高志訳 「宇宙船地球号操縦マニュアル」 (ちくま学芸文庫)

2010-11-23 23:20:47 | 本・映画・展覧会
 過去に読んだ数冊同様、BE-PAL掲載の漫画「アウドドアズマン列伝」(たがみよしひさ)に導かれての読書。

 フラーの名前は知らなくても富士山測候所のレーダードームを知ってる人は多いと思う。あの白い三角形をベースにした多面体。アレに至る理論を導き出した人である。いちおう工学者と言うことになっているがその理論は多岐に渡り、最終的には思想家に行き着く…

 本書は、公開ワークショップでフラーが語ったことをまとめてあるようだ。訳文は口語体が多く、簡単に講義を聴いてる気分に浸れる。内容はちょっと難解。難解なようでシンプル。シンプルなようで奥が深い。読むに従い印象がどんどん変わる。大前提としてあるのは「(我々を含む)宇宙は動的であるが最終的には均衡している」「グローバルに考えグローバルに行動せよ」と言ったところか。分
かったような、分からないような。本書を読んだ記憶として留めておきたいキーワード、「超物質的(メタフィジカル)」「シナジー」。

 フラーの主張が正しいか否かはさておき、その先見性は凄いと思う…と言っても本文だけでなく解説まで読んでなるほどと頷けるのだが…そうそう、訳の妙というか「持続性」なんて言葉が出てきていることも凄い。本書は1/5ほどものページが年譜と補足、それに解説に充てられており、もし今後読まれる方が居ればここから読むことをお勧めする。訳者の他の作に「いずれ読もうリスト」にメモってある「宇宙船とカヌー」が含まれているのは偶然だろうか。

 難しいと呻きつつも1日で読みきるほど、この本には惹き付けられた。

 2010年11月13日 自宅にて読了
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2010年11月13日 【音楽】これはアコギなケースですねぇ

2010-11-19 05:23:15 | 音楽、ギター、カラオケ
 仕事→上野の帰りに楽器店に寄り、先日修理したギターを収納できる高級ケースを頂いてきた。

 元々のケースは薄い板切れにこれまた薄い布を貼った物、軽いのは良いがいかにも簡易的な感は免れない。その後ケースだけ買い替えようと思ったこともあったが、しっかりしたケースって一万円以上するのだ…頂いてきたのはまさにそのクラスの品物。

 今般、いろいろと相談に乗ってくれた店員さんが店の下取り品だかを都合つけてくれ、でも申し訳なさそうに「この辺がダメなんですが…」と言うのを見るとボードに貼ってあるビニールレザーのエッジがずいーっと剥がれている。だからこそ無料で下さるワケで…その場からこの辺の手直しが得意そうな職人(笑)に電話し簡単に直せそうなことを確認、頂いてきた。

 次週「職人」のご指導のもとゴムボンド(ギターに悪影響出ないよね?)を使ったリペアを敢行予定。そして不要になるこれまでのケースは廃棄…ではなく、「おやじデュオ」の相方のギター(現在ケースなし)を収納するのにもうひと頑張りして貰う予定。

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【展覧会】飛べ!100年の夢 空と宇宙展

2010-11-18 23:12:14 | 本・映画・展覧会
 お誘いあって「その筋」の方々(笑)と、ちょっと興味のあった展覧会を観に行くことになった。お昼集合だったのでその前に銀座へ行って写真展をハシゴしたのは既報の通り、今日は文化的な1日であるなぁ。

 会場入り以前に、そも国立科学博物館に来るのはおよそ30数年ぶりである。あぁこんな建物だったっけ、そこら辺から既に「昭和の追憶」を辿るメンバー(笑)。きっと今日も大変なことになるとウレシイ予感が。

 場内はけっこう広い。実物もあればモックアップや模型、写真に説明書きとけっこう充実している。日本の航空史を辿るので二宮忠八とかから始まるのだが、予想通り我がメンバーの歩みは極めて遅い。まず展示物があって、そこに対するツッコミが入り、次に「そう言えばxxはどうなってたっけ?」と展開し掛け合い、最後に元ネタに収束する、まるでジャズセッションを聞いてるようだ!ただしこのメンバー、たまに展開し過ぎて「行ったきり」になってしまう。「おーいロストポジションしてますよー!」

 そんな歩みが遅いのも昭和20年代まで。航空開発が消えた戦後は概ね早足。ただし羽田空港あたりの風景が出てくると映画のシーンも交えながら会話が弾み歩みが止まる。学芸員レベルを超えた?解説を聞きながら滞在すること2時間、それでも戦後部分や宇宙部分は殆ど見てないんだよ!いやー堪能しました。

 ミュージアムショップでは旬なネタ、「はやぶさ」と「YS-11初号機」のプラモなど、ちょっと相当猛烈に惹かれるものを売っていたが辛うじて物欲に打ち克ち、二次会へ流れ込んだのだった。皆様お世話様でした。次は大宮の「てっぱく」行きましょう!

 2010年11月13日 国立科学博物館にて鑑賞
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【写真展】細川和良写真展 混在する時間 -大阪中之島-

2010-11-18 18:51:49 | 本・映画・展覧会
 キヤノンを見たら次はニコンである。カメラじゃないよ、ギャラリーだよ(笑)。まぁショールーム併設なのでコンパクトデジカメくらいは見ておくか…

 こちらはキヤノンの写真展と違ってカラフル(に感じる)。中之島の風景ばかりなのだが、面白いのは1枚の作品がコラージュで作られていること。そのコラージュが、たぶん三脚でカメラを据えて1日中居たのだと思うが、同じ場所の違う時間帯(=光の当たり方が違う)のを切り取ってはめてあるところ。

 コラージュ作品って基本的に好きじゃないのだが、これはアリかな。デイシーンとナイトシーン、昼の明るさと黄昏時の黄色っぽい情景(フィルタも使ってる?)、それが1枚の中に納まっている。だから中之島の多くの表情を見た気になる。どれも本当の表情。でも全部丹念に見てくとちょっと疲れるな。

 最近は編集器材も進歩して、こういうコラージュとかも割と簡単に出来てしまうのかもしれない。でもそれはあくまで「切り貼り」作業なのであって、どこにどのサイズでどの写真を組み合わせるかは製作者の腕にかかっている。こういう作品を作る人はもはやカメラマンに留まらずアートデザイナーとでも呼ぶべきなのかな、感心しつつも違和感を覚えながら会場を出た。

 2010年11月13日 銀座ニコンサロンにて鑑賞

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2010年11月13日 【クルマ】リーフにふれたよ!

2010-11-18 07:33:27 | クルマ
 銀座のギャラリーと言えばカメラメーカーだけじゃない、日産もあるね!通り道だったので覗いてみると、タイマーチ?新型セレナの方が見たかったけどなと思い引き返そうとして気付いた。マーチじゃない!展示されていたのは(ハイブリッドでない)「フルEV」の「リーフ」だった。メカ的には興味あるので、ちょっと見てゆくことにした。

 ボディデザインは好みじゃない。まず「顔」がかっちょ悪い。ラジエターが無いためグリルレス、そこにドーンと鎮座する充電ソケット用のフタ。基本的にグリルレスなクルマはどれも嫌いだが特にこいつは醜悪に見える。そしてリヤフェンダー、プレスラインの入り方が先代マーチ(K12系)を連想させる、なんでこんな格好にしたのか。最近の日産コンパクトカーのリヤ周りの収め方はラフェスタ以外すべてダメに感じる。

 せっかくなので運転席に座ってみる。うん、インパネが未来感覚(笑)。イグニッションキーは無くカードキーを近づけてスタートボタンを押す方式。非接触式は(心理的抵抗あるけど)合理的だね。インパネ周りのスイッチに充電系の何かとか、低速走行時アラーム発生?みたいなボタンがあるのが目新しい。アクセルやブレーキを踏んでみたけど分からなかった。

 レディに頼んでボンネット開けて貰うとあれ?エンジン!?ではなく走行系機器らしいエンジンヘッドそっくりの横置き筐体がドーン。右横にサービス電源用12Vバッテリー。ボンネット先端からはラジエターホースの代りにオレンジ色の電源ケーブルが引き込まれてる。走行用バッテリーはフロア下、「現在のところ交換方法については決まっておりません」だって。バッテリーのみリースにするとか幾つか案はあったみたいだけど、どうなるんだろう。

 きっと自分には縁のないクルマなんだけど、ハイブリッドでもフルEVでも燃料電池でも良いや、少しでも排ガスを出さず環境負荷の少ないクルマが普及すると良いね…道具としては。走らせる趣味として内燃機関搭載には、まだ暫くは拘りたいな。そして走らせる趣味がなくなったらクルマは持たなく…
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【写真展】福田徹也写真展 day OFF in New York

2010-11-17 23:40:57 | 本・映画・展覧会
 昼から同好の士と上野に展覧会を見ることになった。どうせ上京(笑)するのだからと朝イチで家を出て、JALプラザで使い忘れそうだったクーポン券を消化、そして銀座にある、わずか数百円の電車賃をケチりこれまで行った事がないカメラメーカーのギャラリーをはしごすることにした。なかなか忙しいスケジュール(笑)。

 キヤノンギャラリーの写真展のテーマは人々、舞台はニューヨーク。作品はすべてモノクロ。背景から一発でN.Y.と分かるものもあれば、アメリカなんだろうな…程度のものもある。白人、黒人、ヒスパニック?多様なスタイルはいかにもN.Y.だ。それにしても、こんなに人々に焦点を当てて撮っててからまれたりしないんだろうか?すごい撮影努力だな。

 …などと考えながら、会場中央のベンチにあった写真集を立って眺めていたら「どうぞお座りになって」と声を掛けられた。声の主は何だかギャラリーのスタッフっぽくない、大柄でブレザー着た人。ひょっとして?やはりご当人・福田氏だった。ほかに客はいないし、少しお話させていただく。

 関西弁なので向こうをベースに活動されていると思ったら首都圏に住む何と「サラリーマン」だそうで、「カメラマン」と二足の草鞋なのだそうで。N.Y.や、写真集になったリスボンへは仕事の休みをやりくりして撮影行をされたのだとか。やはり「人々」を撮るのが面白いそうで、作品に大きく写っている人についてはたいてい事前・事後いずれか承諾を得ているとのこと。やはり拒否されることもあるって。その労力だけでも大変そうだ。

 新たな見学客が来たためそれ以上の話はできなかったが、良い作品と興味深い話に触れ訪れた甲斐があった。

 2010年11月13日 キヤノンギャラリー銀座にて鑑賞

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【絵画展】手塚雄二 一瞬と永遠のはざまで

2010-11-17 05:32:00 | 本・映画・展覧会
 絵画展にはあまり興味がないのだけれど、たまたまオークションで安い招待券を見つけて入手、行ってみる事にした。

 会場に入って正面の絵にまず圧倒される。その大きさにではない。その大きさ一面に描かれた絵の細かさに、である。でね、それから続く作品群を見るとどれも絵が平面じゃなくて、なんか漆喰の鏝絵みたいに凹凸があるの。そういう日本古来の技法も取り入れてる人だというのだけど、そういう凹凸を使って森の木立の深みとか、静かな漣とかを現している。うーん、これは幾ら精細な絵を見ても分からないかもしれないな。

 会場は「寂-孤独な空気」「雅-伝統への挑戦」「塊-無生物との対話」「謐-音の無い世界で」「燦-光の中で 」という5つのゾーンに分かれているんだけど、ゾーンによって関心を惹く/惹かないがハッキリしてた。やはり惹かれるのは写実的な絵。

 見てて自分で気になったのは、すぐに構図がどうとか光線がどうとか技法がどうとか、そういうことに気を取られてしまうこと。もっとシンプルに、「見る」じゃなくて「感じる」べきなのかな…

 そういうことまでフルに頭を使って(使うべきは五感じゃないのか)気がついたらたっぷり1時間を費やしてた。ここ暫くで最高の「大当たり~!」な鑑賞だった気がする。

 2010年11月12日 そごう美術館にて鑑賞

 手塚雄二 公式HP(なんてあるのもスゴイ…)
 http://www.tezukayuji.jp/
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2010年11月11日 心身ともにポッキーな日

2010-11-16 19:30:00 | ノンジャンル
 きょう「1111」はポッキー&プリッツな日だそうです。何それ?まぁバレンタインほどには広まらないと思うが。それより大事なのはあずにゃ(ry

 起きた瞬間「あ、今日はダメだ」と思った。血圧上がってこないし。計ってないけど熱ありそうだし。昨晩ヒートし過ぎたか?会議も出張予定もない日だったので潔く休む。

 平日の休みなのでやりたい事、行きたいトコは山ほどあるけど「今日は何もしないで、普段やってないことをやる」と決めた。なんか逆説的だな。

・楽器に触れない
・音楽を聞かない
・本を読まない
・外出しない
・昼寝をする
さすがに「ネットをしない」「食事をしない」はムリだった…

 年明けまでの休日の行動計画(時刻の調査や詳細ルートの決定)と昼寝(2時間)だけで終わってしまった。出歩かず身体も動かさなかったので、体力温存にはなったとは思うんだけど。聴きたいライブが横浜であったのに残念だ~。

追伸
 翌朝はまったく違和感なし、通常通り出勤。やっぱり瞬間的にどこか不調だったんだと思う。
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2010年11月10日 【音楽】ギターが仕上がったよ(その2)

2010-11-16 05:16:47 | 音楽、ギター、カラオケ
(つづき)

 家に持ち帰り、着替えもそこそこに弾き始める。借りてるK.Yairi RSY-801(別名AY65)と自分のYAMAHA FG-280とでは全然、音色も響き方も違う。自分で弾いてこれだけの違い、他人が聞いたらどうなる?ってことで妖精師に出動要請。あ、おやつも買ってきてね?

 「開放弦とカポタスト使用」「アルペジオとストローク」という切り口でマトリクス組んで4曲(のサワリだけ)を、その都度ギター交換しながら演奏。弾いてみたのは(古くてスマソ)
(1)開放弦+アルペジオ: 多情仏心(さだまさし)
(2)開放弦+ストローク: 地上の星(中島みゆき)
(3)カポ(3)+アルペジオ: なごり雪(イルカ)
(4)カポ(3)+ストローク: 心の旅(チューリップ)

 間近で聴くとヤマハはシャリシャリして良く分からない、Yairiの方が一音一音が柔らかく、ちゃんと聴こえて良いとの評。ふむふむ。それは弾いてる側の感覚と違うなぁ。んじゃ10mほど離れて(ウソですそこまで家は広くありません…3mに訂正)聴いてみて?ほら全然違うでしょ?ヤマハの方が通りが良くスッキリ聞こえ、ヤイリはモコモコしちゃう感じになる。特にカポつけるとヤイリは全然音が出なくなるのに対し、ヤマハはきちんと出る。これくらい離れた方がプレイヤーとリスナーの感覚が一致するのか?面白いね。

 全体としてヤマハはボディ全体の鳴りをピックアップで拾って増幅すれば良い感じで、ヤイリはサウンドホールにスタンドマイクを向けて弦の鳴りを拾いたい感じ。狭い場所で弾くならヤイリの方が耳に優しく、パワープレイなら断然ヤマハが上だ。評価Thanks>妖精師

 もちろん材質も製造時期も弾かれ方も違うので、どちらが良いとは言えない。好みは人それぞれだから決め付けるのはナンセンス。ただ言えるのは、手許に戻ってきた自分のギターが自分の感性に合う音を以前より良く響かせてくれたってこと。もちろん弾き易くなってるし(フレットは低くなったが心配するほどでもなかった)。リペアに出して良かった!あぁ早く「おやじDUO」続編やりたいなぁ。
コメント (4)
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