昼から同好の士と上野に展覧会を見ることになった。どうせ上京(笑)するのだからと朝イチで家を出て、JALプラザで使い忘れそうだったクーポン券を消化、そして銀座にある、わずか数百円の電車賃をケチりこれまで行った事がないカメラメーカーのギャラリーをはしごすることにした。なかなか忙しいスケジュール(笑)。
キヤノンギャラリーの写真展のテーマは人々、舞台はニューヨーク。作品はすべてモノクロ。背景から一発でN.Y.と分かるものもあれば、アメリカなんだろうな…程度のものもある。白人、黒人、ヒスパニック?多様なスタイルはいかにもN.Y.だ。それにしても、こんなに人々に焦点を当てて撮っててからまれたりしないんだろうか?すごい撮影努力だな。
…などと考えながら、会場中央のベンチにあった写真集を立って眺めていたら「どうぞお座りになって」と声を掛けられた。声の主は何だかギャラリーのスタッフっぽくない、大柄でブレザー着た人。ひょっとして?やはりご当人・福田氏だった。ほかに客はいないし、少しお話させていただく。
関西弁なので向こうをベースに活動されていると思ったら首都圏に住む何と「サラリーマン」だそうで、「カメラマン」と二足の草鞋なのだそうで。N.Y.や、写真集になったリスボンへは仕事の休みをやりくりして撮影行をされたのだとか。やはり「人々」を撮るのが面白いそうで、作品に大きく写っている人についてはたいてい事前・事後いずれか承諾を得ているとのこと。やはり拒否されることもあるって。その労力だけでも大変そうだ。
新たな見学客が来たためそれ以上の話はできなかったが、良い作品と興味深い話に触れ訪れた甲斐があった。
2010年11月13日 キヤノンギャラリー銀座にて鑑賞
キヤノンギャラリーの写真展のテーマは人々、舞台はニューヨーク。作品はすべてモノクロ。背景から一発でN.Y.と分かるものもあれば、アメリカなんだろうな…程度のものもある。白人、黒人、ヒスパニック?多様なスタイルはいかにもN.Y.だ。それにしても、こんなに人々に焦点を当てて撮っててからまれたりしないんだろうか?すごい撮影努力だな。
…などと考えながら、会場中央のベンチにあった写真集を立って眺めていたら「どうぞお座りになって」と声を掛けられた。声の主は何だかギャラリーのスタッフっぽくない、大柄でブレザー着た人。ひょっとして?やはりご当人・福田氏だった。ほかに客はいないし、少しお話させていただく。
関西弁なので向こうをベースに活動されていると思ったら首都圏に住む何と「サラリーマン」だそうで、「カメラマン」と二足の草鞋なのだそうで。N.Y.や、写真集になったリスボンへは仕事の休みをやりくりして撮影行をされたのだとか。やはり「人々」を撮るのが面白いそうで、作品に大きく写っている人についてはたいてい事前・事後いずれか承諾を得ているとのこと。やはり拒否されることもあるって。その労力だけでも大変そうだ。
新たな見学客が来たためそれ以上の話はできなかったが、良い作品と興味深い話に触れ訪れた甲斐があった。
2010年11月13日 キヤノンギャラリー銀座にて鑑賞