日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2016年4月30日~5月9日 行くなら今のうち!キューバ紀行(6)

2016-05-24 06:58:44 | 旅行・ハイク&ウォーク
 5月5日、6日目。部屋の窓があまり大きくなかったためかツアーで疲れていたのか、起きたら8時半を回っていた!まぁ良い、今日は旅の中日でもともと休養の予定にしていた。

 ホテルの部屋でデジカメの写真整理、前の旅行のアルバム用キャプション入力、そして読書。幸か不幸か部屋でWi-Fiは使えない。ロビーに降りれば使えるようだが、この一週間は敢えて使わず「デジタルデトックス」をしようと思う。キャプションの入力はパソコンではなく電子メモ帳だ。おかげで、溜まっていた昨年からの旅行の幾つかがアルバム化できる目途がついた。帰国したら一気に仕上げてしまおう。

 夕方、食事を兼ねてホテルから出てみた。少し歩くと浜、風が強く波も荒くなっていた。バス停には乗客がいっぱい、ボロバスもまだまだ残っているが体質改善すべく政府が導入中のバスの方が台数的には多いんじゃないかな(写真)。夕食は久々に西洋の香り?ピザにした。
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【本】堀田善衛著 「キューバ紀行」(岩波新書)

2016-05-23 21:11:08 | 本・映画・展覧会
 先に読んだ「キューバ」は歴史解説書のていだったが、本書は現地を訪問した著者による見聞記であるところが大きな差となる。これまた古い本、初版は1966年と約50年前!だって堀田善衛だもの。ちなみにスタジオジブリの宮崎駿監督が最も尊敬する作家だとwikipediaにあった。ホントかよ。

 著者の歴史認識は先の本と変わらない。その上で現地を旅し、コーディネーターと言うかガイドなんだけど何だか要領を得ず頼りないところもある青年との会話で少しキューバ人の心情が見える気がする。

 それにしても結構な強行軍で、ハバナに始まり細長い島を隅まで行っている。50年前の交通事情を考えればしっかり見て歩いたなと思う。新書一冊には書ききれない、実に色々な出来事や思いがあったのではないか。もう少し読んでみたいと思った。

 2016年1月27日 通勤電車車中にて読了
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2016年4月30日~5月9日 行くなら今のうち!キューバ紀行(5)

2016-05-23 06:57:08 | 旅行・ハイク&ウォーク
 5月4日、5日目。バスツアー2日目。今日はサンタクララを回ってハバナに戻る。

 チェ・ゲバラの霊廟。カメラは持ち込み禁止だがボディチェックはなし。慰霊モニュメントは巨大だが、その足元の展示室は小さい。エアコンが効きひんやり薄暗い室内にはチェの生い立ちや遺品が並ぶが、正直もう少し充実していると思っていた。そもそもがキューバの人間ではなく、混乱期にゲリラ活動をしていたのだからロクに足跡を残していなかったのだろうと思うことにした。

 サンタクララの町ちかく、踏切一帯がこの国の聖地の一つかもしれない。チェ・ゲバラ率いる革命軍がバチスタ軍隊の輸送列車を襲撃した場所。ガイドブックには「ツアーでは寄らない」と書かれており、襲撃された貨車が脱線転覆した姿で残されている(写真)。車体には銃撃の弾痕もみてとれる。内部には当時のパネルなどが展示されミニ博物館のようだった。

 2日目もしっかり観光したので戻りは遅く、中心部から最も遠い方向となるミラマール地区に宿泊の自分がホテルに送り届けて貰ったのは20時半を回っていた。ホテルのラウンジでハンバーガーの夕食。キッチンやリビングルームを備えた、コンドミニアム的な施設だ。
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2016年4月30日~5月9日 行くなら今のうち!キューバ紀行(4)

2016-05-20 20:45:11 | 旅行・ハイク&ウォーク
 5月3日、4日目。今日明日は古都や世界遺産を回るツアーに参加する。3泊した宿のオーナーに見送られてピックアップ場所のホテルに行ったは良いが一向に来ない。7時予定が7時半までは「まぁそんなものだろう」と思っていたが30分過ぎるとさすがに心配になり、8時を回り遂に代理店に電話しようと立ち上がったところに来た。市内で道路の迂回があったとか何とかで、各ホテルを延々と回って本格的に走り始めたのは9時半近く、驚いたことに全員ピックアップは7時と言われており、この国の非効率さを垣間見た気がした。

 ひどい滑り出しだったが乗ってしまえばあとはラクチン、古都シエンフエゴスへ寄り(写真)、世界遺産の町トリニダーへ。宿は少し離れた町に分泊、また民泊である。割り当てられた宿によって設備や食事に差がありそうだが、運と思うほかない。食事の際の蚊がうっとうしいのと(蚊取り器を持ってくるのを忘れた)、部屋が暑くエアコンは掛けたくなかったので苦労したことくらい。

 自分のペースで動けない不自由さはあるが、自分でアクティブに見て回ろうと言うほどバイタリティがない場合ツアーは本当に便利だ。

 どこかの町のどこかの宿 泊
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2016年4月30日~5月9日 行くなら今のうち!キューバ紀行(3)

2016-05-20 06:38:43 | 旅行・ハイク&ウォーク
 5月2日、3日目。今日はキューバの鉄道に乗る。ある意味今回のハイライト(笑)。

 キューバ鉄道「本線」への乗車は諦めたが、ハバナ郊外に別の路線がある。しかもなんと電化路線。チョコレートで有名なハーシー社がかつて自社の輸送用に敷設した路線で、ハバナから100kmほど離れたマタンサスまでを1日数本の電車が走っている。宿のオーナーに時刻を調べて貰い、乗るプランを立てた。

 3日目にして早くも午前中は休養モード、部屋で旅の記録整理。こんな時は自分に言い聞かせるのだ、出歩くばかりが旅ではない、と(笑)。昼前に宿オーナーが兼業するタクシーで起点のCasa Blanca駅まで送って貰う。海沿いの小さな駅に古色蒼然とした電車が1両ぽつんと停まっている(写真)。途中のハーシーで1日3往復の電車が交換するのでそこで折り返すことにして切符を買う。片道1.40CUC(約160円)。帰りは車内で買えと言われる。欧米など乗車後の精算はペナルティを喰らうが、ここは違うらしい。

 藪とバラックをかき分けるようにノロノロ走りだした電車はほどなく市街地を外れ、畑や放牧地の中を走ってゆく。意外にも乗客は多く(だから存続できているのだろうが)、車内は立ち客で大盛況。折り返しのハーシーではホームに物売りが居て飲み物とサンドイッチを売っており、昼食難民を免れた。サンドイッチ2つと缶ジュースで 2.0CUC。戻りの電車は2両編成でガラガラだった。

 同じ行程で乗車していた日本人旅行者と車内で言葉を交わしたのがきっかけで、到着後の散歩から夕食までご一緒させて頂いた。世界を股に掛け仕事をされているビジネスマン(テツ分多し)で、旅の話や各国鉄道の話、さらには仕事や人生に対する姿勢など実に楽しく充実した会話を楽しませて頂いた。

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【本】L.ヒューバーマン、P.M.スウィージー著・ 池上幹徳訳 「キューバ」(岩波新書)

2016-05-19 19:51:49 | 本・映画・展覧会
 今年のGWはキューバに行くことにした。国交回復でアメリカ人が大量に押し寄せレトロな雰囲気が失われる前の滑り込み。その準備読書に図書館蔵書を検索してみると結構多い。最初に借りたのは何と、55年も前の本だった。岩波新書の青版であるよ。

 キューバの発展はアメリカの後押しによって成されたと言えなくもない。が、その発展の果実の大部分はアメリカ企業もしくは資本家のもので、キューバ国民に還元された部分は多くなかった。それに対する長年の不満が1950年代の反バチスタ政権~キューバ革命へとつながった。読めばアメリカ人どもの非道ぶりに呆れ憤り吐き気を覚える。キューバに限らず植民地なんてどこでもそうだ。

 そして革命に成功したキューバ国民だったが、その暮らしが劇的に改善されたかと言えば疑問。反米の象徴として共産主義国と蜜月になったのは良いが、そのおかげで非効率な政治経済体制となってしまった。

 読んで思う。キューバはアメリカ資本主義に搾取されたままの方が結果的に幸せだったのか、それとも現在の苦難があっても革命をして良かったのか。

 2016年1月18日 通勤電車車中にて読了
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2016年4月30日~5月9日 行くなら今のうち!キューバ紀行(2)

2016-05-19 06:25:03 | 旅行・ハイク&ウォーク
 5月1日、日曜日かつ国民休日であるメーデー、そのせいか昨晩の町は賑やかで遅くまでざわめきと音楽が聞こえてきていた。今朝もさっそく色々と聞こえてくる。起きてみるとなかなかの眺めで、部屋でのんびり過ごすのも気持ちよさそう。朝食は付いているがサンドイッチとジュース程度。キッチンがありコーヒー紅茶は無料。

 昨晩は空港の両替所が大行列だったので諦め、この後のツアー検討も兼ね近くのホテル(Melia Cohiba)へオーナーと行く。ここは空港以外では唯一?日本円から両替ができるのでラッキーな場所に泊まったことになる。希望したツアーはあったが現在申し込み者がほかに居らず催行未定とのこと。

 時間はたっぷりあるので、3~4km離れた市街までぷらぷら歩いてゆく。途中通った革命広場周辺は昨夜大イベントがあったらしく、片づけの真っ最中だった。鉄道博物館は情報通りリノベーション中、しかしいつ再開されるやら。鉄道駅でサンチアゴ・デ・キューバまでの列車の時刻を確認したが、所要21時間(座席車のみ)なのと3日おきの運行で日程が厳しいのとで乗車を断念。代わりに駅舎や近距離列車らしい車両を撮影。

 さらに中央広場(写真)まで歩き、昼食ののちホテル内の旅行代理店(町中の店はすべて休業)でツアーおよびホテルを予約。出発前にしっかり検討して手配すればもっと安上がりな宿を押さえられただろうし、もっとほかの場所へも寄れたかもしれないがキューバ鉄道乗車を考えていたため動けなかったというのもある。結局、一週間の大半をハバナで過ごすことになるのだな。

 いったん宿に戻って昼寝の後、夕食は昨晩空港で知り合った日本からの個人旅行者とレストランへ。そうだろうと感じた通り、一人旅でけっこうあちこち行かれている方でご一緒させて貰って楽しい時間を過ごすことができた。

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2016年4月30日~5月9日 行くなら今のうち!キューバ紀行(1)

2016-05-18 20:19:21 | 旅行・ハイク&ウォーク
 アメリカとの関係改善が見られ、ちょっとブームになってる感じのするキューバ旅行を決めたのは昨年秋だったか。早々と航空券を買ったのは良かったが以降の手配を怠り、4月に入ってツーリストカードの申請をしたり到着当座のホテルのみ予約したり、今年のGWはかなりいい加減な計画。

 4月30日、出発。連休で旅行に出るのに初日もしくは前夜遅くから出かけないのは珍しい。飛行機がデイリー運航でなかったためなのだが、おかげで昨日は雑用を済ませしっかり荷造りできた。しかし空港に着いてみると「旅行者保険の加入証明書が必要」と言われ付帯しているカード会社に連絡するも当日発行不可、やむを得ず空港で加入、1万円近い出費となってしまった。やはり準備不足。

 初めて乗るアエロメヒコ、AM57便(XA-AMR:787-8)でメキシコシティまで11時間36分の長旅、横9席配列は狭く良く眠れない。6時間近い待ち時間はラウンジで足を投げ出し爆睡。AM453便(N906AM:737-800)で2時間11分、キューバの首都ハバナに着いた。写真はエコノミークラスでも配られたアメニティキット。

 手配が直前でホテルが取れなかったためキューバでは一般的な民泊を手配、オーナー夫妻が(有料ではあるが)空港まで出迎えてくれた。中心部からは少し離れているがこの地区では珍しい8階建てのビルの7階しかも角部屋、シンプルだがオーナー同居ではないためホテルと大差ない。あまりあくせくせず雰囲気を味わえれば十分くらいで良いかな。
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2016年4月29日 人生における優先順位

2016-05-18 06:07:58 | ノンジャンル
 いよいよ連休入り。全く珍しいことだが、家に居た。今回の旅行で使う航空会社の便がデイリー運航でないため已むを得ずなのだが、おかげで内科、眼科と回れた。他にも細々と用事を済ませ、部屋を片付け、明日からの旅支度を(ようやく)していたら直ぐに夜になってしまった。

 きっと多くの人はこうやって、家事や雑事で連休の何日かを費やしてしまうのだろう。1日で済ませられた自分は幸せかな。人生、限られた時間でやることは常に優先順位をつけていなければと常々思っている。その判断基準は人それぞれ、判断できる人が(他人の目にどう映るかは知らないが)充実した人生を送れるのだと思う。
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2016年4月28日 【仕事】どっちつかず

2016-05-17 20:07:20 | 仕事
 今日は職場の歓送迎会でした。と言っても自分が歓迎されたのではなく(苦笑)。

 4月からの配属先ではラインに属さず、スタッフというポジションです。複数の部署が配下にあり、その中で臨機応変に動くという建前です。が、実際には一つのセクションの業務をバックアップしています。

 今晩呼ばれたのは、全くタッチしていない方の部署。歓送迎会と言うより新体制でのキックオフ会と言う感じでした。現在の職制では何時かかわることになるか分かりませんから、関係ないよと欠席するのは得策ではない。顔つなぎと思って出席しました。

 会話する相手も殆どおらず専ら周囲の様子を伺っていましたが、それはそれで雰囲気が掴めて無意味ではなかったのです。二次会もお誘い頂いたのですが数日前より風邪で咳が止まらないため一次会で失礼しました。こんな体調で連休の旅行に行けるんだろうか…

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