日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】井出留美著 「賞味期限のウソ」(幻冬舎新書)

2019-02-21 20:35:43 | 本・映画・展覧会
 賞味期限と消費期限の違いが解る人?それぞれの表示基準やその根拠を説明できる人?何となく気にはするけど実はハッキリと知っているわけではなかったりしませんか?私がそうだ。

 本書タイトルの「ウソ」は改ざんとか架空日と言う話ではなく、トリックとか盲点とか言うニュアンス。どっちも良くないけど。そして何でそれがまかり通るのか、それを許している消費者側の問題についても具体例とその対策を挙げつつ説明している。主婦に限らず消費者はみな読んで損はない。そして悔い改めよ。以下、本書から引用。オタクはどれくらいできてます?ちなみに私は対象外となる(6)を除き全て実践済みでした。エッヘン。今後も続けようと改めて思いました。

【今日から家庭でできる、食品ロスを減らすための10カ条】
(1)買い物前に、自宅の戸棚や冷蔵庫にある食品の種類と量を確認する
(2)空腹の状態で買い物に行かない
(3)買い物では、すぐ食べるものは手前<賞味期限が近いもの>から取る
(4)「期間限定」や「数量限定」、まとめ買いに注意
(5)調理のとき、食材を使いきる
(6)残った料理は別の料理に変身させる
(7)賞味期限はおいしさの目安、五感を使って判断する
(8)保存用食材は「ローリングストック法(サイクル保存)」で
(9)外食時に注文し過ぎない
(10)残さないで食べる

 2019年1月29日 通勤電車にて読了
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2019年1月29日 【仕事】意外に楽しい同期会

2019-02-21 06:28:59 | 仕事
 今は子会社に出向中の身ですが、この3月末を以てどうなるか、人事の検討課題になっているようです。そういう話をしに出向元の上々長と出向先の上々長とが会談。結果がどうなったか或いはどういう方向で社内調整するのか、もちろん教えて貰えません。

 夕方の会談で、終了後は一席。会談ともども私がセッティングしたのですが、夜の席には「オマエも付き合え」、実は両者とも会社の同期なのでした(苦笑)。彼らは順調に出世し遊び呆けている私の処遇に頭を痛めている構図…

 そんな訳でちょっと豪勢な中華料理のご相伴に預かったわけですが、そこでの会話はやはり同期ならではの話。アイツはどこに居るという消息話が一番。そしてそう遠くない定年後どうするかという話。同期とは言え立場が違うので構えていたのですがそうした壁は一切なく、美味しい料理と相まってなかなか楽しいひとときでした。写真はふかひれスープ、この大きな一切れが一人前!交際費に感謝したなんて21世紀になって初めてだったかもしれません。ごちそうさまでした。
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2019年1月28日 【バイク】北海道ツーリング決起集会

2019-02-20 20:19:27 | バイク・自転車
 最近バイクには乗っていないが、今年も北海道ツーリングはしようと思う。2017年は2人、2018年は3人。今年はさらに増えて4人。まあこれくらいが限度かな。3回目で北海道ほぼぐるりと一回りになるプランにしようと思う。

 今日は4人目の紹介も兼ねた決起集会。ざっくりと行く方向と主だった観光地を伝え、各人で希望があれば考えておいて貰う。今年も、あまり無理しない走行プランにしますかね…加計呂麻島より帰宅し、慌しく荷物を入れ替えて再出発。

 昨年は飛行機でレンタルバイクした会社の後輩が、今年は自分のバイク(当方から譲ったホンダCB750)で走りたいと言い出したので、レンタルバイクは自分一人。残るラインナップはヤマハXT1200ZにカワサキZRX1100、これはスズキを借りて4メーカー揃い踏みさせるしかありませんなあ(笑)…などと他愛もない話をしながら北海道ラム肉をパクついた。ジンギスカンなんて久しぶりでした。

 本日のお店:[モンゴルアオキ 横浜西口店]
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2019年1月26~28日 【旅行】奄美・加計呂麻島でホステラー復活(3)

2019-02-20 06:14:52 | 旅行・ハイク&ウォーク
 1月28日、3日目。昨日たっぷり走り回ったので満足して島を去る。7時に出発、帰りも港まで送っていただく。昨日来た便の折り返しで古仁屋へ。コンビニへ走り朝食、バスまでの僅かな時間にパクついて名瀬へ。月曜日なので通学の生徒が乗ってくるかと思ったらジジババばかり乗ってきた(笑)

 名瀬では[奄美博物館]を見学。展示物入れ替え中で見られた場所が少なかったのが残念だった。今日は天気良くて暖かいのでブラブラと奄美新港沿いを歩いて市街へ戻り、さらに歩いて回転寿司へ。マグロほか地魚の握りもあったのでたっぷり頂く。再びバスで空港へ向かうが出発まで時間があるため[奄美パーク]で途中下車、田中一村記念美術館のみ観てゆく(写真)。再訪だが前回と少し絵から受けた印象が変わった。自分が好きな一村の絵は奄美での最後の数年間部分だけだったのだなあ。JL658便(JA333J:737-800)で帰京、遠州灘沖で蛇行そこから減速で30分遅れの到着だった。

 加計呂麻島の横には請島、与路島と言う定期便もある有人島があり、1年ほど置いてからまた奄美に来ようと思った。その時は面倒がらずに朝イチの鹿児島便に乗って乗り継いで奄美大島に来ましょうかね…。(おわり)
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【本】井上 亮著 「忘れられた島々 『南洋群島』の現代史」(平凡社新書)

2019-02-19 20:58:12 | 本・映画・展覧会
 一昨年グアム島はじめ大日本帝国が占領し植民地化した島々を回り、国単位で言えば残るはパラオ。地図を見るたびに今ここまで日本の領土領海であれば、国がどれほど変わっただろうと何度でも思う。

 本書も、パラオを始めとする南洋群島の開拓を辿るが、論調はややネガティブ。事実上の植民地化による先住民族への圧迫や収奪を書いている。興味深いのは、それでもパラオ等では当時を(悪い思い出としてではなく)懐かしがる人々が居るのは、当時彼らが「最下層」でなかったとしている点。過去に読んだ本にもあったが、日本からの移民の多数を占めた沖縄出身者の方が朝鮮(当時)や台湾からの連行者ともども現地人より下に置かれたと。「南洋諸島」には沖縄も含まれると言うことか。

 遠くない将来だとは思うが、パラオに行くまで読んだことは忘れずにいたい。

 2019年1月27日 加計呂麻YHにて読了
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2019年1月26~28日 【旅行】奄美・加計呂麻島でホステラー復活(2)

2019-02-19 06:45:50 | 旅行・ハイク&ウォーク
 加計呂麻島へは古仁屋から2ルート、同じ船が交互のルートを行き来する。メインとなる瀬相(せそう)への一番便、7時の船に乗るため6時過ぎにチェックアウト。古仁屋の町にはファミマが2軒あり1軒は港近く、おかげで朝と昼の食糧を確保できた。

 25分の短い船旅を終え、港近くで原付バイクをレンタル。1日1,500円+満タン返し。島はけっこう大きいようなのでレンタサイクルでは隅々まで行けそうにない。気温13度と寒く、原付でゆっくり走るから耐えられる。午前中に島の南側を回る。海がめちゃくちゃ澄んでおり、これでは魚も居ないだろうと思うほど。昼過ぎに瀬相に戻ってきたが食堂はないそうで、1軒だけの売店でカップ麺と缶詰を買って昼食、おやつに朝仕入れたパン。暖かいカップ麺が嬉しい。

 午後は島の北半分を回る。ちょっとペースを上げて走ったらカーブでサイドスタンドを擦ってドキッ。そんなにバクさせたつもり無いんだけど…海沿いギリギリを走る区間は少なく、海からすぐ高くなる土地の中腹を走り、集落へ下りまた高いところへの繰り返し。野鳥は数多くいたが猿や鹿などは見なかった。島には居ないのかも?瀬相に戻り手持ちのタオルを濡らしてバイクを掃除して返却。いや~よく走った。今年のバイク走り初めでした。

 宿主ではないがサポーター?の方が迎えに来て下さった。宿は無人。今の時期食事提供はできないとの話だったのでレトルト御飯+レトルトカレーを持参、宿でも何種類か食品を売っている。新築の一軒家で宿らしさはなく、気楽なような寂しいような夜は読書にもってこい。星を見ようかと外に出たが曇っていた。

 本日の走行距離:約125km

 加計呂麻ユースホステル 泊
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2019年1月26~28日 【旅行】奄美・加計呂麻島でホステラー復活(1)

2019-02-18 20:27:43 | 旅行・ハイク&ウォーク
 2015年に国内のJYH[日本ユースホステル協会]加盟ホステルを泊まりつぶし、通算700泊も達成したところでYHからは遠ざかっていた。日本ではYH運動はもはや下火で衰退の一途と思っていた(事実、毎年その数は減っている)。ところが昨年いきなり数ヶ所のYHがオープン。一体どうしたことか?知ってしまったら泊まりたい。また「旅のネタ」ができてしまった。

 新しくオープンした一つは奄美大島の先にある加計呂麻島(かけろまじま)、ダイバーには有名な島だが東京からのフライトよりも長い時間を奄美大島内のバス移動に費やし、その上で連絡船に乗ってようやく着く「遠い」島で、これまで行ったことがなかった。

 1月26日、1日目。奄美大島への直行便は昼の出発。JL659便(JA3J:737-800)は現地強風のため引き返しの条件付き運航。案の定強い風に煽られながらそれでも何とか着陸、と思ったら主脚だけ設置して再上昇、何と客席では人生初のタッチアンドゴー!何だか複雑なパターンで上空を旋回し(写真)、2度目のトライ。今度は設置間際に上昇、ゴーアラウンド!さすがに客席がザワつく。機長じきじきのアナウンスで飛行状況の説明と、次のトライでダメだったら引き返しもしくは代替地へ向かうと。3回目、うまく風が弱まりタッチダウン。機内に拍手が湧く。CAの「ただいま到着いたしました」アナウンスに再び拍手。結局1時間遅れの到着、喜界島ゆきは欠航になっていた。

 奄美大島に着いたは良いがさあ大変。バスで名瀬まで出るが乗り換え1時間待ち、ここで夕食しておく。乗り換えたバスは真っ暗な道を走り、船の出る古仁屋(こにや)に着いたのは19時半過ぎ、島へのフェリーはもうない。宿の人とは空港到着時点から連絡を取っており、今夜は古仁屋泊まりに変更した。ビジホは3軒あるが3軒目でようやく部屋にありついた。夜は少し歩いた居酒屋で寝酒。

 [ライベストイン奄美] 泊

P.S.
 ホテルの一階にはオーナーの趣味の「奄美戦史模型資料館」がああり、時間外だが見学させてもらえた。
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2019年1月25日 【仕事】珍しくも新年会

2019-02-18 06:12:09 | 仕事
 今の職場は、なのか、今の時代は、なのか。とにかく懇親会等の飲み会がなくなりました。個人的にはそれで構わない。

 そんな職場で珍しい新年会。やはり時代を反映してか、担当レベルが殆ど欠席。昔なら説教モノですが今は「参加って業務命令ですか?それなら残業手当つくんですよね」と言われる時代。かくして平均年齢50代と思われる飲み会に…。

 まあ年に1,2回なら割と楽しく飲めるのかもしれません。鍋が旨かった~。
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【本】フレッド・ボーゲルスタイン著/依田卓巳翻訳 「アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのか」(新潮文庫)

2019-02-15 20:06:15 | 本・映画・展覧会
"GAFA"と言うのが終わりゆく平成時代の造語の一つになるのかもしれない。いや、これは世界的な表現なので和暦は関係ないか(笑)

 G:Google
 A:Apple
 F:Facebook
 A:Amazon

 プラットフォーマーと言うのだが、うん確かに我々の生活基盤と言っても過言ではない会社ばかりじゃないか。私はAppleとFacebookが大嫌いで一切利用してないから無関係だけど。あ、社用のスマホとタブレットがApple製だった…なので使わず電源切ってロッカーに放り込んである(爆)

 本書はとりわけ対向軸にあると考えられるアップル社とグーグル社における対立の構図、製品造りや販売戦略の違い等について歴史的経緯の整理と多面的な比較を行っている。両社の製品やサービスを知らないと面白くないかもしれないが、それでも大きな違いがあることは理解できるであろう。

 本書の感想は「どっちもどっち」「ビジネスって汚い」。本書を読んだからどちらか一方のファンになるとか好き具合が加速するとは到底思えない。

 2019年1月24日 通勤電車にて読了
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【本】大原悦子著 「フードバンクという挑戦 貧困と飽食のあいだで」(岩波書店)

2019-02-15 06:54:07 | 本・映画・展覧会
 世の中のさまざまな事象に対し憤りを感じることが多いが、「食品ロス」もその一つ。今なお栄養失調で死んでゆく子供が多数いるアフリカどころか、日本でも偏った食事や貧困で栄養失調ときには餓死する人が居るという耳を疑うニュース。棄てられる食材や調理品を見たことはありませんか?うっかり冷蔵庫や食料庫の奥で消費期限を切らした食品を捨てたことはありませんか。

 フードバンクとは、まだ食べられるにも拘らず業界ルールや企業の方針により市場から取り下げられた食品を中心に、一ヶ所に集めたそれらをNPOや慈善団体を通じて(原則、個人への直接配布はしない)食料を必要とする人々に配布する仕組みもしくはその運動団体。日本で一番活動実績があるのは「2HJ(2nd Harvest Japan)」らしく、本書はその発生から執筆時点までの活動状況を記録すると同時に、主に配付する側のリアルを伝える。

 生活困窮者支援活動はそれなりに行われていると思うが、フードバンクが他と違うのは本来なら廃棄されてしまっていた「まだ十分に食べられる」食品を有効活用している点。企業は廃棄費用を削減でき福祉貢献も謳える。受給者は炊き出しとは異なり保存可能な食品を入手できる。うん、良いんじゃない?需要と供給のバランス調整や、寄贈された食品の保管場所と仕分け、配布の手間が賄えれば。いずれ活動に参加してみようかなと思ったが、メインの活動場所が片道1時間以上かかるのが難点だなあ。

 2019年1月23日 自宅にて読了

追伸
 後日、実際に2HJの車と配布シーンに出会った。スタッフに声を掛けたかったが配布終了まで待つ時間の余裕がなかったため、改めて行動することにした。
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