日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2024年9月5日 大人の社会科見学・帝国データバンク史料館

2024-09-24 20:00:00 | ノンジャンル

 映画館から写真ギャラリーを回り、ここからは市ヶ谷駅界隈で社会科見学。ただし今朝は4時半に起きてしまい以降眠れず、かつこの後ライブで遅くなることが見えており、ガツガツ回るのを止めて駅前のコーヒーショップで1時間ほど休憩(居眠り)。

 訪問したのは帝国データバンク史料館、会社の信用情報で有名な帝国データバンク社が、企業博物館を開設しているとは最近まで知らなかった。週末+月曜閉館かつ要予約ではあるが、無職の強みで開館の平日に訪れることができた。

 内容としては企業博物館としては定番で創業から発展、恐慌や戦争による危機をどのように乗り越えたか等。本館の良い所は、自社のみでなく同業他社も少しは紹介されている点。特に創業時にTDB社は後発であり、先行の2社なくして話はできない。

 常設展示のほか年末までは企画展として「渋沢栄一と信用調査業」を開催、狭いコーナーだが新一万円札の話題に乗ったようだ。

 ビデオライブラリーが豊富で、1時間使っても見終わらず。トータル2時間滞在したところで閉館時刻となってしまった。あと30分欲しかったが、十分見た気はした。写真は、史料館トップページより。見学に夢中かつ最後は慌てて退館したため、撮影を忘れたのだった。

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【写真展】高橋怜子 「Buen viaje! ~良い旅を~」

2024-09-24 13:00:00 | 本・映画・展覧会

 THE GALLERY セレクション展と銘打った展覧会で、会場には展示された作品を使ったカレンダーやパネル、アクリルスタンドなども販売されているのが珍しい。

 その写真は海中で撮影された海の生き物ばかり、ほとんどは大型でクジラ、イルカ、マナティ、小さい所でクマノミ。いずれも見事に鮮やかな発色で、特に暑い日には見ていて気持ち良さそう。沖縄を始め、世界中で撮られており、遠征する作者のバイタリティを感じた。

 2024年9月5日 新宿・ニコンプラザ東京 THE GALLERYにて

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【写真展】紀 成道 「風と土と x elements/Earth」

2024-09-24 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 オリンパスのギャラリーを観終えたら、地下道でなく地上を歩いてニコンのギャラリーへ向かうのが自分の定番コース。夏場の日中は、羽田へ向かう着陸機が低高度で通過してゆくのを見られることが多く楽しいのだが、なぜか今日は見られなかった。

 出雲周辺の景色と、そこに生きる逞しい人々の笑顔の写真。大社の鳥居の写真があったりするわけではないが、タイトル通り風土記の印象を受けた。

 2024年9月5日 新宿・ニコンサロンにて

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【写真展】井上嘉代子×林 幸恵 「Nature Colors~OM SYSTEMで撮る自然の世界~」

2024-09-20 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 5月に観たのと同じテーマ、撮る人が変われば構図や色合いも変わる。どう思うかは別として(本展の作品が良くないと言っているわけではない)、観るごとに自分はどう感じるかを、心の中で文章化する。漠然とした印象を言葉にすることによって、自分の持ったイメージが確固たるものとなり、どこに惹かれたか、なにが参考になったかを具現化できる。

 自然を題材にした写真展では、特にそのプロセスを重要視したい。今日のお二人では、井上さんの作品の方が自分の感性に近いと感じた。

 2024年9月5日 新宿・OM SYSTEM PLAZA Creative Wallにて

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【写真展】寺本 雅彦 「蓬莱の凪」

2024-09-20 13:00:00 | 本・映画・展覧会

 今日は夜までギッシリ、あちこち回るのだ。映画を観たら直ぐに新宿へ、例によって写真ギャラリー巡り。

 「蓬萊(ほうらい)とは、古代中国で東の海上(海中)にある仙人が住むといわれていた仙境の一つ。道教の流れを汲む神仙思想のなかで説かれるものである。」(wikipediaより

 中国から見れば東だが、日本海側では来たもしくは西となるだろう。大事なのは方位でなく「海の彼方」と言う点にあると考えた作者による、主に日本海側海岸線のあちこちで撮った写真展。

 カラーあり、モノクロあり。パネルの体裁も一種類ではない。風景写真に区分されそうな作品は少なく、漂着物でいっぱいの浜、漂着物そのもの、海辺の寺社の祭礼、各種彫物、木乃伊と被写体も千差万別。ところどころにある作者のストーリー文がなければ、雑多な展覧会にしか見えないかもしれない。一通り作品を観た後に全体を見回すと、民俗学的な色付けがとても濃い写真展だと解る。

 在廊されていた作者と、撮影場所に始まり題材を選んだ理由、蓬莱と言う物語の受け止め方など、けっこう色々な話をさせて頂きとても充実したひとときだった。ところでこの会場、8月にリニューアルしたとのことだがどこが変わったのか判らなかった。

 2024年9月5日 新宿・OM SYSTEM GALLERYにて

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【映画】きみの色【LIVE ZOUND×RGBレーザー】

2024-09-20 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 公開そく行こうと思っていたが荒天のため出歩くのが億劫で、少し時間が経ってしまった。「映画 けいおん!」以降、「たまこラブストーリー」「映画 聲の形」「リズと青い鳥」と京アニ(京都アニメーション)で作品を発表してきた山田尚子監督、ファンは通称(監督の好きな氷菓から)「パピコ」と呼ぶ。

 青春物が得意なパピコらしく、主人公たちは高校生。もう進路を決める時期だが、既に敷かれたレールに乗らざるを得ない者も居れば、何も決まっていない者もいる。皆なにかしら悩みを抱えているが、一緒に音楽をすることで自分自身を見失わずに済むかのよう。それは単なるモラトリアムだろうと片付けてはいけないのだろう。エンディングは、纏まっているような物足りないような。

 柔らかな色合いのシーンや、全編を通じ頻繁に流れる柔らかなピアノの音色は「リズ鳥」を彷彿とさせる。最後の最後はまんま「けいおん!」だ。男女3人の物語だけど色恋沙汰に発展しないのもパピコらしいと言えるかな?一方、打ち込みのドラムやシンセの音がちょっと古めかしい気もする劇中曲(LIVE ZOUNDの音響特性とマッチしていることもあり、とても気に入った)や、必ずしも「良い子」でない登場人物像は、新しいように思えた。総じて、パピコらしい作品なのではないかな。ちなみに舞台は長崎市周辺。

 2024年9月5日 川崎・チネチッタにて

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2024年9月4日 【食べ物】桜木町・釣りきん

2024-09-19 20:00:00 | 食べ物・飲み物

 今日はアルバイトで最も回数多く担当しているフネの、今シーズン最後の横浜寄港。無事に業務を終え、ほっとしての帰り道は桜木町駅の南側、店は野毛と言っているエリア。駅からの地下道を出たら目の前、隣は有名な九州ラーメン店だ。

 ラーメン屋らしからぬ店名だが、その名の通りここは魚=寿司がウリらしい。券売機を見るとラーメン+握り5貫セットなんてある。だがどうも気乗りせず、醤油ラーメンだけをオーダー。塩もある。

 店の前に立っただけで香ってくる煮干、今日は暑さがぶり返したのでドロドロ系煮干スープはちょっと重すぎるかなと思ったが、幸いあっさり目のスープだった。「すごい煮干ラーメン」と銘打つだけあり、一気に煮干の香りが押し寄せてくるが、臭みは全くない。色は濃いがあまり濁ってはおらず、チャーシューの上に掛けられた仕上げの辛みソースが視覚を刺激する。

 麺は黄色味が強い、平ら気味の縮れで濃い味わいのスープに負けていない。1枚ドンと鎮座するチャーシューと、珍しいザク切りのネギがスープに負けじと存在を主張する。

 通路は広く白木風の内装、和食料理長的な服装で丁寧な接客、確かに普通のラーメン屋とは一線を画し、ラーメン単品で1,000円を超えるのも納得してしまう総合力だった。握り寿司も、ちょっと食べてみたかったな。

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【本】土屋信行著 「水害列島」(文春新書)

2024-09-19 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 先週は超鈍足な台風10号に日本中が翻弄された。台風だけでなく前線も活動してくれちゃったので、関東も荒天続きで予定が狂いっ放しだった。ちょうど図書館で時宜を得た本を見つけたので、借りてみた。

 日本各地で起きてきた大水害の、被害が広範囲に及んだ理由。その対策だけでなく、著者自身が策定に関与した江戸川区(0m地帯に住民70万人!)の住民避難計画。

 避難に関して言えば、行政がいくら対策に腐心しても肝心の住民が動かなければ手遅れになり被害が拡大することは自明。いかに正常性バイアスを防ぐ呼びかけをするか、呼びかけだけでなく「近助(所)」の存在の重要性が訴えられている。自分トコも父の住む実家も、幸い水害とは無縁に思えるが、家が大丈夫でも買い物に行く店が浸水してモノが買えなくなるなんて可能性もある。油断大敵。このあと台風や秋雨前線が来るたびに、本書を思い出したい。

 2024年9月4日 アルバイト帰りの電車にて読了

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2024年8月31日 【食べ物】横浜関内・鶴松富士

2024-09-18 20:00:00 | 食べ物・飲み物

 スーパー鈍足な台風10号の動きにやきもきさせられた本日のアルバイトは何とか終了。しかし出航していった船の進路は西だったはず、台風に突っ込んで行くとは思えないが、どうするんだろう…などと心配しつつ、今日も帰り道にラーメン屋へ。関内駅近く、伊勢佐木町モールの入口も近い。

 店名は力士のしこ名のようだ。ほら、最近「熱海富士」なんて力士がいるし、一方で鶴見には「鶴嶺峰」なんてラーメン屋があるし。本店も店長もしくはオーナーは 元力士だったりするのだろうか…なんて想像しながら入店、あっさりスープの中華そばがメインのようだが、気分的にガッツリ食べたかったのでトッピングがいっぱい載った「特製」にした。

 なかなか濃い醤油の香りが鼻をくすぐる。スープを啜ると、醤油の旨味が一気に押し寄せてくる。思ったより油は多目。麺はもっちり目で中太とのことだったが平打ち麺に感じた。別に平打ち麺もあうのだが、そちらはもっと平べったいのだろうか。4枚載ったチャーシューはそれぞれ材料が異なるため、変化を楽しめる。個人的にはバラが好みだな。

 色々なトッピングのおかげで見た目もボリュームも豊かに楽しめた。

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【本】吉見俊哉 「敗者としての東京-巨大都市の隠れた地層を読む-」(筑摩選書)

2024-09-18 13:00:00 | 本・映画・展覧会

 サブタイトルにある「地層」に引っ掛かって本書を借りてみた。本当に地学的な地層なのか、それとも歴史的な厚みという意味か。もしくはその両方か、或いは別の何かか。序章にその解らしきものが書かれているのだが、回りくどくこねくり回しており意味不明。もっとストレートに書いても、本の品位がさがるわけではないと思うのだが著者は己に酔っていたのだろうか。

 ともあれ、本文を読むと著者は東京(江戸)は3回「征服」されていると言う。
・徳川軍による征服(江戸時代の始まり)
・薩長軍による征服(明治時代の始まり)
・米軍による征服(第二次世界大戦後の始まり)

 そうした過程で江戸/東京の町の造りがどう変遷してきたか、東京エリアの歴史解説書を読んでいるようで興味深い。そこから何かを導こうとする著者の屁理屈(失礼)がなければ…。

 2024年8月 自宅にて読了

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