読み返し。
P146
人は五十を過ぎたら無闇にがんばるべきはないと思う。
P370・・・乳癌レポートより
諦めて、覚悟していながら、心の底は寂しくてならないのだ。死ぬこと怖くないけれど、ただ訳もなく寂しい。この寂しさを埋める術を私は知らない。じっと堪えるしかないようだ。
P384
毎朝、目覚める度に思うことは昨日と同じ今日でいい、というささやかなものだ。(中略)舞い上がるほどの幸運もいらない。生きているだけでいいと思う。
P384
毎朝、目覚める度に思うことは昨日と同じ今日でいい、というささやかなものだ。(中略)舞い上がるほどの幸運もいらない。生きているだけでいいと思う。
【ネット上の紹介】
江戸の魅力、創作の秘密から闘病記まで 髪結い伊三次捕物余話シリーズなどで人気の時代小説作家によるエッセイ集第二弾。函館在住の主婦でもある筆者の日々のあれこれ。
第1章 まだ書いている
第2章 住めば都
第3章 人生、用事
第4章 見上げた空の色
第5章 今帰仁村の雷桜
第6章 わが心の師匠
第2章 住めば都
第3章 人生、用事
第4章 見上げた空の色
第5章 今帰仁村の雷桜
第6章 わが心の師匠