中国ドラマ「瓔珞」(エイラク)を観た。(2回目)
(全70話、1話47分)
以下、前回アップした内容を元に、追加して書く。
(全70話、1話47分)
以下、前回アップした内容を元に、追加して書く。
ひと言で言うなら、紫禁城の半沢直樹。
やられたらやりかえす。
これほど策略家のヒロインはいない。
決め台詞は・・・
「それしきで私に勝てると?」
「あなたは私の策にかかったのよ」
相手が謀略を仕掛けてくるが、さらにその裏をかいて相手を落とし込む。その手腕が見事。(基本、仕掛けられて、その返し技で仕留める)
ヒロインを演じたウー・ジンイェンは、ニコリともせずクールに演じる。
ヒロインを演じたウー・ジンイェンは、ニコリともせずクールに演じる。
舞台は、清の乾隆帝の時代、紫禁城。
魏瓔珞は、宮中での姉の不可解な死に疑問を持ち、女官として紫禁城に入る。
最初は、繍坊で刺繍をして日々を送りながら犯人を捜す。
やがて皇后・富察氏の侍女となり後宮の深部へと入っていく。
前半は姉を殺した犯人を追い詰め、
後半は恩人であり師であり姉とも慕う皇后・富察氏を陥れた犯人を捜し報復していく。
基本は、やられたらやりかえす、しかし、受けた恩と義理は返していく。心理的にイーブンでないと落ち着かないようだ。
*以下、ネタバレもあるので、未視聴の方ご注意。
*以下、ネタバレもあるので、未視聴の方ご注意。
【気になるセリフとシーン】
#7 富察皇后:「これほど切れる女官は初めて見たわ」
#8 高貴妃:「あんな不遜な奴稗は初めてよ」
#15「執念深いばかりか なんと命知らずな」
#8 高貴妃:「あんな不遜な奴稗は初めてよ」
#15「執念深いばかりか なんと命知らずな」
「人を虐げれば必ずその報いを受ける」
#23「恨みは結ばず解くもの」
#27この回で、裕太妃を追い詰める・・・雷神を操り天罰を下すが、この回だけ神がかっていて少し不自然。
#34「(富察)皇后は主よ 恩師であり姉なの」
#41書かれている訳ではないが、ここから第2部の始まり
舞台は円明園からだが、明玉のため、紫禁城に戻ろうとする
「軽挙は慎み 一撃でしとめねば」
#46「連環計を使うのですか」
以下、Wikipediaより*「連環計」=中国の兵法書に挙げられる兵法の一つで、複数の計で大きな効果を狙ったり、複数の勢力を連立させる等して敵内部に弱点や争点をつくりだし足の引っ張り合いをさせる兵法である。
#49「離縁事由”七法”のうち姦淫 多言 嫉妬を犯したのだ」
以下、Wikipediaより、七法とは・・・
また、親友・明玉を傷つけられ、ソッコー舒嬪に仕返し、強烈ビンタを見舞うシーンがあるが、こういうところが女性に受けたのではないでしょうか。
第三部ともいうべき、嫻皇后との争いも始まる
#68「人は足るを知らざるを苦しむ 既に隴を平らげて復た蜀を望む」(欲望にはきりがない、と)
【感想】
ヒロインの積極的な性格と行動力、富察皇后との師弟愛、明玉との友情・・・これが、支持された大きな要因と思う。
また、後宮を舞台にした作品は多数あるが、本作品は、美女率が極めて高い。
特に、富察皇后様は性格も外見も素晴らしい。抜群の美しさだ。
物語の進行につれ、登場人物たちの性格や振る舞いが変わっていくが、富察皇后様は、最初から最後まで善良だ。
【備考】1
中国ドラマ「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」と表裏一体。
なぜなら、同じ2018年放映作品で、乾隆帝の時代を扱っているから。
共通する登場人物多数でありながら、描かれ方が正反対。
ほぼ同時期に配信されたそうだけど、視聴者も困ったかも。
いったいどちらの味方をして観たらいいの?、と。
でも、断然面白いのは「「瓔珞<エイラク>」だ。
【備考】2
音声を聞いていると、「魏瓔珞」が、、ウェ・インロー・クーニャンと呼びかけられている。「明玉」は、ミン・ユゥ・クーニャン、と聞こえる。(間違っていたらご容赦)
【備考】3
本作と「宮廷の諍い女」を元に階級を記す。
#23「恨みは結ばず解くもの」
#27この回で、裕太妃を追い詰める・・・雷神を操り天罰を下すが、この回だけ神がかっていて少し不自然。
#34「(富察)皇后は主よ 恩師であり姉なの」
#41書かれている訳ではないが、ここから第2部の始まり
舞台は円明園からだが、明玉のため、紫禁城に戻ろうとする
「軽挙は慎み 一撃でしとめねば」
#46「連環計を使うのですか」
以下、Wikipediaより*「連環計」=中国の兵法書に挙げられる兵法の一つで、複数の計で大きな効果を狙ったり、複数の勢力を連立させる等して敵内部に弱点や争点をつくりだし足の引っ張り合いをさせる兵法である。
#49「離縁事由”七法”のうち姦淫 多言 嫉妬を犯したのだ」
以下、Wikipediaより、七法とは・・・
- 舅に従わない(義父母に従わない、家訓に背く)
- 無子(子供ができない。ただし、妾に子供がある場合はその限りでない。また子がなくても良妻であり義父母に気に入られ、良く仕えているならその限りではないともされている)
- 淫乱(浮気、姦通など)
- 嫉妬(家族を恨み、怒る場合)
- 悪疾(家族に伝染するような疾患に罹患した場合。病気がちなのは理由とはならない)
- 多言(男のようによく喋り、家の方針についてあれこれ口を挟む)
- 窃盗(家の財産の使い込み、勝手な金銭の使用や持ち出し)
また、親友・明玉を傷つけられ、ソッコー舒嬪に仕返し、強烈ビンタを見舞うシーンがあるが、こういうところが女性に受けたのではないでしょうか。
第三部ともいうべき、嫻皇后との争いも始まる
#68「人は足るを知らざるを苦しむ 既に隴を平らげて復た蜀を望む」(欲望にはきりがない、と)
【感想】
ヒロインの積極的な性格と行動力、富察皇后との師弟愛、明玉との友情・・・これが、支持された大きな要因と思う。
また、後宮を舞台にした作品は多数あるが、本作品は、美女率が極めて高い。
特に、富察皇后様は性格も外見も素晴らしい。抜群の美しさだ。
物語の進行につれ、登場人物たちの性格や振る舞いが変わっていくが、富察皇后様は、最初から最後まで善良だ。
【備考】1
中国ドラマ「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」と表裏一体。
なぜなら、同じ2018年放映作品で、乾隆帝の時代を扱っているから。
共通する登場人物多数でありながら、描かれ方が正反対。
ほぼ同時期に配信されたそうだけど、視聴者も困ったかも。
いったいどちらの味方をして観たらいいの?、と。
でも、断然面白いのは「「瓔珞<エイラク>」だ。
【備考】2
音声を聞いていると、「魏瓔珞」が、、ウェ・インロー・クーニャンと呼びかけられている。「明玉」は、ミン・ユゥ・クーニャン、と聞こえる。(間違っていたらご容赦)
【備考】3
本作と「宮廷の諍い女」を元に階級を記す。
官女子(最下位ー官女子は宮女と変わりないが、夜伽ができる)
答応(8位)
常在(7位)
貴人(6位) ↑定員無し=何人いてもOK
嬪(5位ー定員6名) ↓「嬪」から上位
妃(4位ー定員4名)
貴妃
皇貴妃 ↑側室
皇后 ↓妻=正室=正妻
*嬪から上位となり、基本、1等級ずつしか上がらない。
*貴賓は小主であり、独立した部屋をもらえる
*瓔珞は次のように駆け上っていく。
奴稗→いきなり貴人→嬪→妃→貴妃→皇貴妃
*瓔珞は次のように駆け上っていく。
奴稗→いきなり貴人→嬪→妃→貴妃→皇貴妃
*観ていると、皇后も側室も、お互いに「娘娘(にゃんにゃん)」と呼び合っている。
「宮廷の諍い女」を観ていると、ヒロイン・甄嬛は、最初「娘娘」と呼ばれていない。上位の「嬪」以上になってから、「娘娘」と呼ばれるようになった。「娘娘」は、もともと「女神様」の意味があるようで、下位の側室には使わないようだ。
【備考】4
日本タイトル:「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」
原題:「延禧攻略」、英題:"Story of Yanxi Palace”
2018年に動画サービスiQIYIにて放送。
( ドラマ部門デイリー再生数20日間連続1位、総再生数180億回を突破する歴史的記録を打ち立て、「神劇」と称される。 華美な描写や欲望渦巻く宮廷闘争が社会主義的価値観に悪影響を及ぼすとして、中国当局の批判を受け、TV放送が中止となる)
【公式サイト】
「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」ドラマ公式サイト
「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」ドラマ公式サイト