韓国ドラマ「お隣さんは元ダンナ」をU-NEXTで観た。
2010年作品、全65話、1話59-64分
出演:ユ・ホジョン、ソン・ヒョンジュ、シン・ソンロク、キム・ソンリョン
脚本:チェ・ヒョンギョン
【ネット上の紹介】
ソンジェとジヨンはつまらないことで夫婦喧嘩を始め、その間に息子・ジュンソが事故で死んでしまう。その罪責感に堪え切れず、2人は離婚する。
子供の養育費や親権をめぐって離婚後もバトルの絶えない元夫婦の赤裸々な事情、壮年男女の恋愛、シングルマザーと年下男性とのロマンスなど、見どころが満載。
タイトルからコミカルな内容を想定するかも知れない。しかし例によって(韓国ドラマあるあるで)シリアスに展開する。脚本がこなれている。よく出来た作品だ。最後まで退屈しなかった。
【家訓】
ジヨンの実家に家訓が掲げられている
『無愧我心』=自分の心を大切にする、良心に恥じません・・・と言ったニュアンスと思う。つまり、これがテーマかと思う。
#12 「愛がなくなれば憎しみしか残らない。それが離婚よ」
#12 「男はたまに結婚を後悔し、女はたまに結婚に満足する」
#28 「男は妻と結婚したことを後悔し、女は結婚したこと自体を後悔する」
#45 「これ以上慎重になろうとしたら出家するしかない」
#61 「愛は草花を育てるのと同じで手入れをしなきゃ枯れてしまう。私たちはそれを怠った。持っていた愛を切り崩していっただけ」
【コメント】
恐れたのは、「ふたりのロッテ」のようにならないか、と言うこと。
「ふたりのロッテ」は、児童書だから許されるファンタジー・・・「これを大人ドラマでやって欲しくないな」、と。(どうなるか実際観てみて)
【評価】
この作品の世間の評価は低い。★3つ半。
私の評価はもっと高い・・・再び、ズレを感じた。(世間は、このエンディングが不満なのかも)
【追加】
ヒロインの名前がジヨン。ここから思い出すのが『キム・ジヨン法』の元になった小説『82年生まれ、キム・ジヨン』。2016年出版なので、もしかしたら、影響を与えているかも。