アフロ田中
2012年/日本
アフロという‘嵩上げ’
総合
80点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
題材としては『モテキ』(大根仁監督 2011年)と同じであるが、『モテキ』の主人公である藤本幸世が31歳であるのに対して、『アフロ田中』の田中広はまだ24歳であるためなのか、エンディングが対照的なところが興味深い。
じっくりと間を取りながらのギャグと過多のボイスオーバーが効果的で、例えば居酒屋における、無断欠席を‘認める’田中と、田中に謝罪させようと粘る旭工務店の社長の対決シーンなど笑える人は笑える。
田中広は自分の‘身の丈’を勘案しながら生きているが、どうも自身のアフロによる‘嵩上げ’が判断を誤らせることになり、当初は加藤亜矢に冷静に対処していたにも関わらず、加藤亜矢が魅せる媚態に完全にやられてしまうが、結局は亜矢の「自分が許せない」という訳の分からなさで失恋させられ、最終的には「気持ちが悪い」と言われ顔面にハイキックをもらってしまう。その後友人に電話をした田中は帰り道で3人組のバンドのアフロを見て「気持ちが悪い」と言って立ち去ってしまう。得てして他人のことは分かっても自分自身のことは分らないものなのである。
鳩山元首相改名に「虚構新聞?」の声(R25) - goo ニュース
「由紀夫」から「友紀夫」に変更する考えを表明した鳩山由紀夫元首相に真偽を確かめる
ために2012年2月20日の毎日新聞夕刊がインタビュー記事を載せている。「ところで、
いつから『友紀夫』になるんですか」という質問に対して、本人は「今、一気に戸籍名まで
変えなきゃならんとは思っていません。次の衆院選は新しい名前でやりたいけれど、
事務所のスタッフとも相談したい。改名は政治活動のためというより、自分自身の心の
問題なんです。だから無理のない範囲で変えていければと考えています」と回答している。
常識で考えるならば、鳩山の回答は“名前”ではなくて“性別”を変えるようなトーンである。