MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

クロード・モネと抽象絵画

2015-01-04 00:42:26 | 美術

 国立新美術館で催されていた「チューリッヒ美術館展」において、クロード・モネの

「睡蓮の池、夕暮れ(The Water Lily Pond in the Evening)」(1916/22年)を

観ることができた。縦2メートル、横6メートルの巨大画であるために、青い睡蓮が

浮かんで見えるようにするために、入り口まで離れて見なければならない。もちろん

そばで観ると何が描かれているのか全く分からないのであるが、同展に展示されている

ワシリー・カンディンスキーやピート・モンドリアンなどの計算された作品は別として、

例えば、ジャクソン・ポロックの作品のような抽象絵画はそのような観賞によるモネの

印象派作品の「誤解」から生まれたように思う。


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