原題:『Dracula Untold』
監督:ゲイリー·ショア
脚本:マット・サザマ/バーク・シャープレス
撮影:ジョン・シュワルツマン
出演:ルーク・エヴァンス/サラ・ガドン/ウィリアム・ヒューストン/ドミニク・クーパー
2014年/アメリカ・北アイルランド
本当に「ZERО」だったドラキュラ映画について
15世紀のワラキア公国の君主だった実在した人物、ヴラド・ツェペシュを主人公としているが、「串刺し公」と呼ばれる由来など史実を検証しているようではなく、結果的に他のドラキュラ映画との違いが分からない平凡なものになってしまっている。もちろん続編が製作されるならば違いが見えてくるかもしれないが、本作で発見したことといえば「ヴラド(Vlad)」という名前が「血(Blood)」に似ているということだけだった。