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 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『劇場版「進撃の巨人」Season2~覚醒の咆哮~』

2018-01-23 21:59:44 | goo映画レビュー

原題:『劇場版「進撃の巨人」Season2~覚醒の咆哮~』
監督:肥塚正史
脚本:小林靖子/瀬古浩司
撮影:山田和弘
出演:梶裕貴/石川由依/井上麻里奈/下野紘/小林ゆう/三上枝織/藤田咲/神谷浩史/子安武人
2018年/日本

「変身」から「座標」までの物語について

 それまで「巨人vs.人間」という構図が本作あたりから人間の言葉を理解する体毛で覆われた巨大猿の出現により崩れてくる。主人公のエレン・イェーガーが104期兵たちと逃走を図っている最中にライナー・ブラウンとベルトルト・フーバーの裏切りに遇い、ユミルと共に森に連れていかれる。2人は、壁に穴が空いていないにも関わらず巨人が出現していることから巨人は壁の中で生まれているために「壁の中に未来は無い」と捉えており、ユミルはクリスタ・レンズを救いたいがために2人と行動を共にしたのである。巨人化して壁外に逃走中のライナーの頭部で繰り広げられる戦士たちの攻防が何とも言えない寂寥感をもたらす。
 ところがクリスタを襲おうとしている巨人と戦うためにエレンが巨人に変身しようとするものの失敗して万事休すと思った矢先に他の巨人たちが、エレンが倒そうとしていた巨人に一斉に襲いかかり、その様子を見た巨人化していたユミルも加勢してクリスタが無事に救出されるという出来事が起こる。これが後に「座標」と呼ばれる特殊能力なのであるが、これはあくまでも原作を読んでおらずテレビ版も見ていない映画を観ているだけの者の感想である。


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