欅坂46 『不協和音』
欅坂46鈴本美愉、ステージ上で倒れる
紅白 欅坂の異常発生は3人 NHK「過呼吸。体調回復」…平手友梨奈、志田愛佳、鈴本美愉
欅坂46、倒れた3人も笑顔のグループショット公開
既に欅坂46の『風に吹かれても』は「いとうあさこ47」が完コピしており、かつてPerfumeの『チョコレイト・ディスコ』のサビの完コピを本人たちの目の前で披露した内村光良が欅坂46の『不協和音』の完コピの機会を逃すはずはないと思っていたが、メンバーが倒れるという予期しない事態が生じてしまった。
平手友梨奈がふらふらだったのはすぐに分かった。たぶん内村も察して「大丈夫?」と声をかけたのだと思うが、自分たちがアップで映ることは分かっていたはずで、本当は観客を不安にさせないようにリハーサル通りにするべきなのだが、思わず声をかけてしまったのであろう。
録画したものを見直してみたら鈴本美愉は後半は立っているのが精一杯という状態で、辛うじて最後の立ち位置に戻って来たところを、鈴本の後ろの立ち位置にいる渡辺梨加が顔色を変えずに両手を添えて正確な立ち位置に導いているところが印象的だった。だから本番直前に「出させて」という声がしたというのはガセネタだと思う。それならば平手よりも症状が重かった鈴本の方が出場を控えたはずだからである。それに内村と欅坂46のコラボは舞台進行の脈絡に関係なく突然ゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラス・ディレクター兼、紅白スーパーバイザーの三津谷寛治の映像のインサートで始まることになっており、逆に言うならばメンバーのコンディションが悪ければ取りやめる予定になっていたはずだからである。いずれにしても紅白での『不協和音』の最初のパフォーマンスがダンスのみならず倒れ方にまでキレがあって今までのパフォーマンスの中でベストだったし(カメラアングルも完璧だった)、すずもんは途中で倒れずに最後までよく頑張ったと思う。誰かもっとねぎらってあげて!
詳しくは知らないのだが、NHK紅白歌合戦で同じ曲が続けて2回披露されたことがあったのだろうか? 『不協和音』こそが第59回日本レコード大賞授賞曲だったはずだと思う。「不協和音」という言葉こそ2017年を象徴したはずだったからなのだが、何故かソニーミュージックが『不協和音』ではなく『風に吹かれても』に差し替えを求めたのは、既に紅白歌合戦で2回披露することが決まっていたからなんだろうね。まあ、大賞を受賞した『インフルエンサー』の乃木坂46もソニーミュージック所属だから問題はなかったのだろうけれど、乃木坂46だったら『インフルエンサー』ではなく『逃げ水』の方だったと乃木坂ファンとしては思うのである。それともある特定の人物(=インフルエンサー)によって日本レコード大賞は決められているという趣味の悪い冗談だったのだろうか?
安室奈美恵の引退と欅坂46の台頭が交錯した紅白だったが、肝心の欅坂46のメンバーが既に疲れ切っているのが気になる。
AKB48に関して言うならば、『恋するフォーチュンクッキー』が4位で松井珠理奈センターの『大声ダイヤモンド』に負けたことに指原莉乃は気にしているのだろうか? やはり組織票がないとさっしーは意外と弱いのかもしれない。