Chagrin d'amour "Chacun fait (c'qui lui plaît)" | Archive INA
シャグラン・ダムールの1981年のデビュー曲にして最大のヒット曲である
「フレンチ・ナイト(Chacun fait (c'qui lui plaît))」はフランス語による初めての
ラップ曲として日本語のウィキペディアも存在するのだが、何故か和訳がないので
ここで和訳しておきたい。
「Chacun fait (c'qui lui plaît)」 Chagrin d'amour 日本語訳
これは語られるべき物語
4歳になってからロックしている男についての
彼は夜から夜明けまで踊りあかした
「ビートが止まらないようにチェックしとけよ」と彼は言った
彼はレゲーでもパンクでも合わせて踊った
「ファンク以外の音楽もかけてくれよ」と彼は言った
彼は左に跳び、右に跳び
彼は夜中の間飛び続ける
朝の5時、俺に悪寒が走る
俺の歯がガタガタと鳴り
俺はベッドの上で
しわしわの青いシーツを被ると
さらに音が高鳴る
不眠症なんだ
目が覚めてしまうんだ
気が狂いそうで
俺のタバコは全て灰皿に吸い込まれていくようだ
周囲はティッシュと空のボトルに占められている
ブーローニュの森が絶望している間は
僕は孤独なんだ
何かを満たした最後のグラスを
俺はライオンの上に落としてひび割れた
破片を集めている時に俺は手を切って
俺が消毒していると四方の壁が踊り出し
アルコールが陶酔させて始まるんだ
寄せ木張りの床の上で
「イエー、イエー、イエー、イエー」と鳴く4匹の羊
「その時、あなたは何をしていたの?」
「俺はラジオを直したと思う」
それぞれがやるんだ
自分が好きなことを
「破滅は目の前だ」
破滅なんか問題ではない!
それぞれがやるんだ
自分が好きなことを
全ての星が輝くように
「星が俺に何だっていうんだ?」
朝の6時
俺は強いリキュールか濃いコーヒーを
飲まなければならない
俺は真っ赤な火を灯す
パトロールの警察官
俺は怖気ずく
急き立てるものはなにもない
「4、5フランだ、僕のバラ」
バラ色の朝に
小さなことを叫ぶ
俺はわらべ歌を歌いながら
自分の水の精を守る
「君はあそこに何を持っているの?」
郵便局のすぐそばに
小さなバーがある
俺がドアを開けて
席につくと
3,4人の凶悪そうな者たちが
トイレの中で標的を叩く
バーの薄暗い隅で
プラチナに輝くブロンドの女性が
上質の蒸留酒をちびちび飲んでいる
「シャンパン飲む?」と彼女は俺に言った
俺は彼女について行く
「50フラン?」と彼女は俺に言った
「俺を試してるんだね」と俺は彼女に言った
「どうやって家に帰るの?」
「俺の車で?」
「ラジオではいつも同じ曲がかかっていた」
それぞれがやるんだ
自分が好きなことを
「バーで生ビールを飲もう」
誰も君に無理して飲ませない
それぞれがやるんだ
自分が好きなことを
人々がそれぞれ熱中している
まるで転写画ね
朝の7時のホテル
俺は支払って早めに出る
俺はあちらこちらの服のポケットを探す
見苦しいことは分かっている
彼女は体をひねるくらいに
真っ赤になって笑う
彼女は日焼けした肌に心臓をくねらせる
君は羽毛の掛け布団の上で
ナイロンのストッキングを伝線させる
彼女の爪が俺をひっかく
「愛しい人よ、こっちに来る?」
ベッドが軋む
ベッドの梁が音を立てる
しわしわの青いシーツを被り
ベッドには2人だけ
冷たい俺の指が彼女の肌の上を滑る
彼女は姿勢を正すが
俺は他のことを考える
彼女の鏡のような瞳が
僕の視線を送り返す
光沢のある青い服を着て
急いで来た天使たちが
「時間だ!」と俺に言う
「何時?」と俺は彼らに言った
「何が起こったのか本当に思い出せないの?」
「本当なんだ」
それぞれがやるんだ
自分が好きなことを
「俺は地に足をつけている!」
俺の足元には地獄!
それぞれがやるんだ
自分が好きなことを
俺は楽しむことさえできない
あなたにとっては残念ね
眠るべきよ
私は曇り空の朝早々に立ち去る
周囲は木箱ばかりでタクシーが来ない
ゴロゴロ小さく唸りながら楽しむ猫たち
丘や小さな船
礼拝堂のドア
私は自分が美しいとは思えない
私のカールクリップは
髪のウェーブから取られた
私は自分のアトリエを掃除する
そのヴィデオが私を少し怖がらせる
マダム小水には悩みがある
風水的に悪い住まいの中で
ムッシュ・パパは気苦労が絶えない
赤ん坊がお粥を吐く
朝の8時、私に悪寒が走る
私の歯がガタガタと鳴り
私はベッドの上で
しわしわの青いシーツを被ると
さらに音が高鳴る
不眠症なの
目が覚めてしまう
気が狂いそうで
私のタバコは全て灰皿に吸い込まれていくようだ
周囲はティッシュと空のボトルに占められている
ブーローニュの森が絶望している間は
私は孤独
何かを満たした最後のグラスを
私はライオンの上に落としてひび割れた
破片を集めている時に私は手を切る
俺にはお金は必要ない
俺には車は必要ない
Chagrin d'Amour - Chacun Fait (C'Qui Lui Plait) (Official Audio) (Audio Officiel)